特集・連載
こんな素材、色、形なんてあった!? L.L.Beanは隠れ名品の宝庫だった件。
人気ブランド“実は”な名作 ポーター、ニューバランス、ホワイトハウスコックス……etc.って、モノ好きなら名前を聞いただけで思わず食指が動いちゃう人気ブランドたち。でもそのブランドはだいたい網羅してるし~、なんてタカを括ってるそこのアナタ、ちょっと待った~!! 本特集で紹介するネタは、これまでとはワケが違います。というのも「あの定番モデルに、そんな色あったっけ!?」とか「そのアレンジは知らなかった~」な“盲点”目線でネタを大発掘! きっと、仰天・驚愕のオンパレードで心躍ること請け合いですぞ!! この記事は特集・連載「人気ブランド“実は”な名作」#03です。
定番の陰に潜む使える良品が多数!
アメカジ好きの心を無条件で高鳴らせる名門として長らく愛され続けるエル・エル・ビーン。ここの魅力はトートしかりブーツしかり、後世に影響を与える“スタンダード”を今も変わらず作り続けてることにあるでしょう。
でも、それと同時にファンの心を捉えて離さないのは、そうした傑作の陰に潜ませながら、隠れ名品をシレッと展開してるとこ!(笑)。ひとたびショップを覗けば“こんなのあったの!?”な宝探し的な魅力を秘めてるんです。
ここで紹介してる品々は、そんな同社の懐の深さを示す好例。羊毛インソール、トート用素材を使ったブーツ、新定番トートの珍カラー……どれもみ~んな使い勝手もコスパも抜群のビーンクオリティ。
そこに加えて“こんなの見たことない!”と突っ込んでもらえる話題性まで秘めた隠れ名作の数々は、ファンならずともチェックしときましょ。
トートに使われるキャンパス地をブーツに採用!?
L.L.BEAN
エル・エル・ビーンのビーン・ブーツ6’キャンバス・リミテッドエディション
アッパーとヒールタブに定番トートと同じキャンバス地を採用。2019年春発売予定。2万1000円(エル・エル・ビーン カスタマーサービスセンター)
実はレディスにだけ細ウィズあり!
メンズのウィズはDか2Eだが、レディスにはDに加えてBウィズもあり! 28cmまで展開されているので、男子でも細ビーンが選択可能なのだ。
L.L.BEAN
エル・エル・ビーンのレディース・ビーン・ブーツ6’
1912年の創業時からリリースされる永世定番シューズ。トートと同様、米国メイン州の自社工場で作られているのも魅力。1万9000円。
フッカフカでポッカポカの羊毛製
L.L.BEAN
エル・エル・ビーンのシアリング・インソール
羊毛とEVA素材を組み合わせたインソールは、湿気や悪臭を除去しつつ、柔らか~い履き心地もプラスしてくれる。自宅で手軽に手洗いできるというのも見逃せないポイント。2900円。
EVA素材(裏面)
定番トートにはないピューター&オリーブ
L.L.BEAN
エル・エル・ビーンのグローサリー・トート
10オンスの薄軽キャンバスを採用した畳めるトートに、ピューターやオリーブ色があったなんて! 定番トートじゃ拝めないレア色はファン必携。W45×H37×D17cm。各2400円。
※表示価格は税抜き
[ビギン2019年3月号の記事を再構成]写真/大嶽恵一 文/黒澤正人 スタイリング/佐々木 誠