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次は“定番ビジネス”の30年分の歴史を、当時のビギンとあわせてサラサラ〜ッと振返ってみましょう! 最新だけでなく過去のトレンドまでおさえておけば、今日からあなたもビジネス通に……!?

 

1990~
「ビジネス」

1994年12月号誌面イメージ
1994年12月号

ディテール主義袖口が本切羽か否かでスーツの格が決まった

バブルの余波でデザイナーズ系のチャラいソフトスーツが崇められていたなか、本誌はいち早く次は英国の流れを汲んだ本格スーツが来ると予見。

上辺のデザインではなく、素材やサイジング、そしてディテールこそ大切と提言した。以降本誌のスーツ特集は本切羽、お台場仕立て、水牛角ボタンなどのディテール解説がつきものに。期せずしてスーツをディテールで選ぶ風潮が拡大した。

 

2000~
「ネオアメトラ」

2008年12月号誌面イメージ
2008年12月号

ボックス型なのに細身というのが新しかった

当時はドロップの利いた細身スーツが全盛。それらと比べるとアメトラのボクシーなシルエットはやや野暮ったく見えたが、ブルックスやラルフなどの名門ブランドが“細身のボックス型”という新シルエットを続々提案し、人気に。

加えて鬼才トム・ブラウンによるアメトラをベースにしたツンツルテンなモードスーツも大ブレイク。2000年代後半にはアメトラがスーツの最旬に躍り出た。

 

2010~
「モバイルスーツ」

2016年 5月号誌面イメージ
2016年5月号

スーツのヨレヨレ問題を高機能生地が解消!

ストレッチ性や耐シワ性、吸汗速乾性などを備える高機能生地を使用し、長く着用してもヨレヨレにならないスーツが各社から登場。なかにはパッカブル性能や多数のポケット装備により、出張を強力にバックアップするモデルも。

本誌はこれらを“モバイルスーツ”と命名。ちゃんとテーラード顔をキープしているのもポイントで、激務のなかでも品を保ちたいビジネスマンに大ウケした。

 

※表示価格は税抜き


[ビギン2018年11月号の記事を再構成]スタッフクレジットは本誌をご覧ください。

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