特集・連載
え!? あのコとアイツがデキてたなんて! サーフ&スケートと定番のLOVEな関係 ―後編―
どこよりも真面目なサーフ&スケートファッション学 「どうしてワーク&ミリタリーは定番でサーフ&スケートはそうじゃないの?」「波乗りやオーリーができないと着ちゃいけない感じ、なんなの?」「ヴァンズだけはスケートアイテムで取り入れてもよし!な窮屈な流れ、変えられないの?」「黒ビカリでムッキムキじゃないとダメ!みたいな雰囲気ムンムンだよね。」サーフ&スケートにまつわるエトセトラ。そんなトライしたいけど躊躇しちゃう、“モヤッと気分”を一発で吹き飛ばす。日常に生きるヨコノリ(サーフ&スケートの総称)名品を厳選買い説します! この記事は特集・連載「どこよりも真面目なサーフ&スケートファッション学」#03です。
ヨコノリ(サーフ&スケートの総称)といえば、街中にあふれるワーク&ミリタリーのように定番どころか、取り入れるのも「チョット……」なんて思ってません? 実は、み~んな知ってるあの定番ブランドとヨコノリはと~ってもいい関係♡だったんです。前編、中編に続き、今回も日常に生きる“ヨコノリ”の名品を厳選解説します。
ど定番ダイバーでも選ぶべきは通好みな3rd!!
サーファーズアイテムとしてだけでなくダイバーズウォッチの大定番は、やはりセイコーだ。
そのなかでも1976年に誕生した通称“3rdダイバー”は、’70年代にサーファーから絶大な人気を得て、ヴィンテージとしての価値も高いモデル。そんな3rdダイバーの復刻モデルが海外で発売されるとまたも大ヒット。今年、ついに日本上陸を果たした!
Seiko/セイコー プロスペックス
SBDY015
アラフィフ世代が涙するダイバーズウォッチの超名作が待望のカムバック! クラシックサーファーを気取るにはこの上ない逸品だ。径45mm。5万3000円。(セイコーウオッチ)
サーフムービーの金字塔にも、A級ベーシックアイテムが登場
©1978 Warner Bros. Entertainment Inc. All rights reserved.
この映画を経てサーフィンにのめり込んだサーファーはごまんといるはずだ。1978年に製作された青春サーフムービー『ビッグ・ウェンズデー』は海の男の名作として、今なお語り継がれている。主役はカリフォルニアに住む3人のサーファー、マット、ジャック、リロイ。
マットはTシャツにコンバースのジャックパーセルを、ジャックはレイバンのウェイファーラーを着用している。“ヨコノリとベーシックの♡な関係”を証明している好例だ。
ライフセーバーとして浜の監視を務めるジャック
Ray-Ban/レイバン
ウェイファーラー
1952年のモデル誕生以来、’60年代にはサーファーに好まれるなど、愛され続ける本家ウェリントン。2万1000円。(ミラリ ジャパン)
パーティで彼女とイチャつくマット
CONVERSE/コンバース
ジャックパーセル
’60年代以降のアイビー、サーファールックの必須モデルで、代表作のひとつだ。6000円。(コンバースインフォメーションセンター)
サーフブームのきっかけを作った
名作映画『ビッグ・ウェンズデー』
『ビッグ ウェンズデー』10月3日ブルーレイ発売【初回限定生産】
HDデジタル・リマスター 製作40周年記念版5990円。
DVD 1429円。(ワーナー・ブラザース ホームエンターテイメント)
※表示価格は税抜き
[ビギン2018年10月号の記事を再構成]スタッフクレジットは本誌をご覧ください。