特集・連載
サーフィンはできなくても流行の波には乗りたい! サーフ&スケートと定番のLOVEな関係 ―中編―
どこよりも真面目なサーフ&スケートファッション学 「どうしてワーク&ミリタリーは定番でサーフ&スケートはそうじゃないの?」「波乗りやオーリーができないと着ちゃいけない感じ、なんなの?」「ヴァンズだけはスケートアイテムで取り入れてもよし!な窮屈な流れ、変えられないの?」「黒ビカリでムッキムキじゃないとダメ!みたいな雰囲気ムンムンだよね。」サーフ&スケートにまつわるエトセトラ。そんなトライしたいけど躊躇しちゃう、“モヤッと気分”を一発で吹き飛ばす。日常に生きるヨコノリ(サーフ&スケートの総称)名品を厳選買い説します! この記事は特集・連載「どこよりも真面目なサーフ&スケートファッション学」#02です。
「どうしてワーク&ミリタリーは定番なのに、サーフ&スケートはそうじゃないの?」。いやいや、ちょっと待ってください。実は昔からサーフ&スケート=ヨコノリには定番と深~い♡な関係にあったんです。前編に続き、今回も“ヨコノリ”と定番アイテムの♡な関係を解説します。
100人スケーターを集めれば、80人以上は必ず穿いているはず!
ディッキーズといえば、約100年続いている説明不要のワークウェアブランド。第二次世界大戦中にはアメリカ陸軍の制服にも採用され、カジュアルパンツとしては’90年代のスケボーブームにより人気を獲得した。
バイク好きのスケーター ジェイソン・ジェシー
当時の人気スケーター、ジェイソン・ジェシーや現代のスケボーシーンを牽引するアレックス・オルソンなどを中心に、“スケーターの制服”として定着。現在では、多ブランドが別注を求める人気定番ブランドへと成長した。
現代のファッションアイコン アレックス・オルソン
Dickies/ディッキーズ
874ワークパンツ
1967年の発売からファンを魅了し続けるザ・アメリカンスタンダード・ワークパンツ! 5500円。(ディッキーズ プレスルーム)
アイビーを経て、ハードコアスケーターのアイコンに!!
サンフランシスコ在住の著名アーティスト、バリー・マッギー。彼が収集しているのが、キャップショルダータイプのブルゾン(通称ダービージャケット)だ。’60年代はアイビールックの定番、’80年代にはハードコアなスケーターを中心に、人気を博した。
ストリートアートを牽引する鬼才 バリー・マッギー
レミ レリーフ×ビームス プラス/REMI RELIEF×BEAMS PLUS
キャップショルダージャケット
クラシックなダービージャケットを、コーデュロイ&ダウンで現代版にアレンジした逸品。4万9800円。(ビームス プラス 原宿)
サーフ&スケートブランドだけじゃない。
ヨコノリメッカのご当地Tもマストアイテム♪
ヨコノリフリークが愛してやまないTシャツ。もちろんサーフ&スケートブランドのものはカルチャーを表現するのにうってつけだが、誰もが決まってそこをチョイスしているわけではない。
’70年代にカリフォルニアに憧れたサーファーたちがUCLAのウェアをまとったように、サーフィンやスケートボードが盛んな地のローカルTシャツも、自己表現するうえで大切なツールになるってワケ。
あなたは西海岸押し? それとも東海岸押し?
(左)マジェスティック/Majestic
Tシャツ
ヤンキースのオフィシャルもの!ニューヨークのスケータースタイルをアピールするのに手っ取り早い一着だ。3900円。(アドナスト)
(右)インアンドアウトバーガー/In-N-Out Burger
Tシャツ
みんな大好きなファストフード、カリフォルニアのバーガーショップならやっぱりココ! 4600円。(フリークス ストア オンライン)
※表示価格は税抜き
[ビギン2018年10月号の記事を再構成]スタッフクレジットは本誌をご覧ください。