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TIMEX
#63
Sep-16-2025

タイアップ

未来のヴィンテージ時計を巡る

【TIMEXのエモいい話】70年の時を経てなお輝く究極の実用ドレスウォッチ!

ノスタルジックなテイストが新鮮に映るいま、1854年からの歴史を誇るタイメックスの時計は台風の目。思わずエモいい♡ と悶えるその時計は、未来のヴィンテージといえます。今回は、そんな未来のヴィンテージ時計のポテンシャルを明かすべく、タイメックス愛あふれるライターが、日本一詳しいタイメックスラバーを直撃。魅力を徹底解剖します!

Marlin 34mm 3 hand quartz

70年の時を経てなお輝く究極の実用ドレスウォッチ!

Marlin 34mm 3 hand quartz

TIMEX[タイメックス]
Marlin 34mm 3 hand quartz(マーリン 34mm 3ハンド クォーツ)

1950年代のマーリンをベースに、クォーツ&SSケースでアップデート。インデックスは異要素が混在するカリフォルニアダイヤルのアーカイブに着想したもの。郷愁を誘うカラバリにも注目だ。3気圧防水。各2万6400円。

「日本一のタイメックスラバー♥とTIME TRIP!!」

ハタさん

EddieさんEddieさん

1973年生まれのファッションデザイナー。日本一のタイメックス蒐集家としての顔を持ち、所有数はじつに300本以上。時計はミントコンディションのもののみ買うことをモットーにしている。インスタも大好評。IG:@timexrolex

ハタ ずっとお会いしたかったので、ご一緒できて嬉しいです。エディさんはいつからタイメックス好きで?

エディ 7年前くらいですね。元々、時計が大好きで某スイスのブランドのものとかも集めていたんですが、お金周りの話でだんだんイヤに(笑)。そんなときにタイメックスとビームスのコラボ時計を見て面白いなと興味がわき、ちょくちょく集め始めました。

ハタ そして今や日本一のコレクターですもんね。エディさんは、タイメックスのどこに一番魅力を感じますか?

エディ コンバースのオールスターの立ち位置だと思っていて。気兼ねなく着けられる、ラフな感じがカッコいい

ハタ 同感です。今回のお題は「マーリン」シリーズの新作ですが、印象はいかがでしょうか? インデックスは、2019年に日本限定で登場して人気を博した“カリフォルニアダイヤル”モデルの意匠を一部踏襲しています。

アーカイブに着想したアラビア数字&バーからなるインデックスアーカイブに着想したアラビア数字&バーからなるインデックス

エディ クォーツの新作でいながら径もリュウズも小さく、50〜60年代の匂いを色濃く感じます。ドーフィン針も現行では見ない意匠。型押しクロコのストラップがまた似合うんですよね。

「クォーツの新作でいながら50〜60年代の古きよき匂いを、色濃く感じます」

クォーツの新作でいながら50〜60年代の古きよき匂いを、色濃く感じます

ハタ 34mmは結構な小径ですよね。

エディ 昨今では36mmでも小径ですが、50年代の時計は32mmというのもザラなので、当時の34mmはベーシックだったのかもしれません。当時のアメリカ人は今より小柄だったのかな。僕は腕が細いからこのくらいが好き。

径34mmのケース&クロコ型押しレザーベルトが品よく馴染む径34mmのケース&クロコ型押しレザーベルトが品よく馴染む

ハタ 気品があってエモいいですね♡ ちなみにマーリンという時計についてはどんな印象をお持ちですか?

エディ シンプル3針が好きなので僕もマーリンは大好物。“実用的なドレスウォッチ”という印象ですね。映画『イージー・ライダー』の冒頭で時計を捨てる象徴的なシーンがあるのですが、あれもマーリンなんじゃないかな。

ハタ ええ!? そうだったんですか!

エディ ええ。69年公開の映画ですが、マーリンは50年代からたくさんモデルが出ているので、集めるのが楽しいですね。広告を見ると会社名の表記が前身の“U.S. TIME”だったりするんですよ(※「エディさんのタイムトリップ名品」❶、❷、❸参照)。

ハタ あらためて考えると、マーリンって70年以上も歴史があるんですね。

エディ 古い時計でミントコンディションのものを見つけるのは難しいから、こういう昔ながらのよさを継いだ新作が出てくれるのは嬉しい。まさしく、未来のヴィンテージ時計だと思います。

エディさんのタイムトリップ名品

❶販促のために作られたなぜか秒針のないデモンストレーター

販促のために作られたなぜか秒針のないデモンストレーター

耐衝撃性などのアピールに用いられた、デモンストレーター版マーリン。秒針がないのは、耐衝撃性のアピールには邪魔だったため!? よく見るとインデックスもユニークだ。1956年の時計。

❷防水・防塵・耐衝撃を謳ったLIFE誌に掲載の広告(1953年)

防水・防塵・耐衝撃を謳ったLIFE誌に掲載の広告(1953年)

マーリンの3大特徴をイラストで示した広告。“Waterproof”とあるが、70年代以降、防水表記は“Water Resistant”に変わる。会社名が前身の“U.S.TIME”表記なのも興味深い。

❸“エクスプローラースカウト”のロゴ入りレアマーリン

エクスプローラースカウトのロゴ入りレアマーリン

ボーイスカウトのロゴが入ったマーリンは多数存在するが、お兄さん版に当たるエクスプローラースカウトのそれは珍しい。黒文字盤に宇宙的なロゴが、男心をくすぐる。1958年の時計。

商品の問い合わせ先/ウエニ貿易
☎ 03-5815-3277
TIMEX(タイメックス)公式オンラインストア

※表示価格は税込み


写真/上野 敦(プルミエジュアン) 文/秦 大輔 イラスト/TOMOYA

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