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[1位]今月のいいモノランキング

【リーバイス】これぞ未来のヴィンテージ!? 争奪戦必至の“大戦モデル”Gジャンが復刻

ヴィンテージ人気に応えて、本家本元が約30年ぶりに復刻!

リーバイス ビンテージ クロージングのS506XX

【リーバイス ビンテージ クロージングのS506XX】

勝利と栄光のシンボルとされる月桂樹ボタンや、フラップレス仕様の胸ポケ、モデル名に冠される“S”などなど、“大戦モデル”特有の意匠が全部入り。カイハラ社が手塩に掛けて製作した13.1オンスのオーガニックコットン生地を使い、デニム製品に特化した国内有数の縫製工場で精緻に仕立てた、ジャパンメイドの大戦モデルは、いつの日かガチのヴィンテージになるはずだ。7月末発売予定。5万2800円。

テキ(敵・的)なし

すべての強敵を捩じ伏せてきた井上尚弥チャンプが、ボクシング界のPFP(パウンド・フォー・パウンド)でトップを争うリビングレジェンドだとすれば、今作もまたGジャン界のPFPでダントツ1位の超名品! なんたってあの“大戦モデル”を、本家が忠実復刻してるんですから!

ピンとこない方のためにオサライしとくと、まずここ数年Gジャン熱が異様に高まっているのは周知の通り。ヴィンテージが信じられないほど高騰していたり、今を生きる有力ブランドたちがこぞって展開していたりと、さながらGジャン大戦の様相を呈しているなかで、全Gジャン好きが悶絶するのが、この“大戦モデル”。

リーバイス ビンテージ クロージングのS506XX

これは名前の通り、第二次世界大戦時にリーバイスが展開していたGジャンおよびジーンズの総称。物資統制によって簡素化を余儀なくされた結果、わずか数年間しか見られないユニークな意匠がテンコ盛り(上参照)されることになったコレクションピースです。

多くのブランドがリスペクトの念を込め、この大戦モデルを元ネタにしたGジャンを製作し、覇権を争っているなかで、ついに本家自らが参戦したとなれば、まさに戦々恐々。やっぱりどれだけ忠実にマネても、“リーバイス”と名乗れない限りは、どこまでいっても大戦“的”なモデル止まりですから。

リーバイス ビンテージ クロージングのS506XX
日本が誇る「カイハラ社」の13.1オンスのデニムゆえ藍深き!

リーバイス ビンテージ クロージングのS506XX
シンチバックも当時を踏襲

しかも誉高いのは、世界でも類を見ないヴィンテージの解析&再現力を本家が認め、この歴史的復刻モデルが、日本のモノ作り力を結集して製作されてるってこと(これまた上参照)! 数多の復刻系大戦モデルを“的”へと追いやる敵なしのクオリティは、未来のヴィンテージになること必至。それだけにまた争奪戦も必至。秋以降に開戦が予想されるGジャン大戦で勝利したいなら、速攻で入手しましょ!

リーバイス ビンテージ クロージングのS506XX
「Simplified(=簡素化)」を表す「S」がバッチリ!

(問)リーバイスビンテージ クロージング
☎ 0120-099-501

 
※表示価格は税込み


[ビギン2025年9月号の記事を再構成]スタッフクレジットは本誌をご覧ください。

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