3rd!? いや4th!? じつは違うんです……!?
リーバイスはヴィンテージ界の王様。これまでに星の数ほど多くの名品を輩出してますが、初心者にとっては、ジーンズに比べてGジャンのほうが難易度高め。だってどのモデルも大抵着丈が短くて、洒落感を出すためには相応のテクが必要になるんですもん!(涙)。
ってことで、この盲点品番“71205”の出番。まずリーバイスには、Gジャンの完成形とも崇められる“557(通称サード)”という名番が存在します。で、その後継機として1967年頃に誕生した“70505(通称フォース)”の着丈&袖丈を、数cmずつ長~く設計しているのが、この“71205”なんです。
つ・ま・り、使い勝手のいい“ザ・Gジャン”な顔つきはそのままに、ツンツルテンになっちゃう弱点を克服!
微差こそ大差なちょい長な着丈
だから上写真の通り、無策に羽織っても今っぽ~いバランス感で着こなせちゃうってわけ♪ これならヴィンテージのGジャンデビューも超簡単。見映えにも語れる背景にも妥協したくないモノ好きは、見つけたら即確保しましょ!
ビッグE版
LEVI’S[リーバイス]
71205
球数が少ないのも、知る人ぞ知る名番である理由のひとつ。とくに上写真のようなビッグE版に遭遇できることは極めてまれ。1万5800円(トレファクスタイル アメリカ村店)
購入可!!
※表示価格は税抜き
[ビギン2021年3月号の記事を再構成]スタッフクレジットは本誌をご覧ください。