【グラミチ × オッシュマンズ】90年代カラーでヴィンテージ顔なワイドテーパードが新鮮!
【今年を逃すと買えないかも!? 生涯記録に残る名門の周年モノBEST9】
実は2025年はホームラン級の当たり年! 偶然にも周年モノが大量発生してるんです。し・か・も、そのどれもが格の高〜い「名門の顔」を担うような傑作ばかり。ワードローブのレギュラーになり得る周年オールスターのなかから、生涯記録に残るベスト9を選出します!
誕生から40年
FILE5:グラミチ × オッシュマンズのパンツ
オッシュマンズの日本第一号店が初上陸したのは、今からちょうど40年前。スポーツとファッションをクロスオーバーさせたセレクトショップの先駆け的存在として、トレンドの発信地・原宿にオープンしました。そんな同店が40年の歩みを振り返りつつ、令和に向けて企画したのが、この美色グラミチたち!
同店は創業間もない頃から、いち早くグラミチを取り扱っていたことでも著名ですが、この色は90年代〜2000年代にかけて展開されていた、玄人筋から評価の高いカラーリングを、ピグメントダイによって再現したもの。
ブルーグレー(下写真左)にアボカド(下写真中)にグレー(下写真右)なんて、なんともセンスフルな色彩は、山風味が程よくアク抜きされてて使い勝手よし。しかもこの古きよき色を最大限に際立たせるため、インラインでは使われてない、アタリの出やすいコットンライトツイルに衣替えしてるってのも、芸が細かくて◎。
ここ数年は90年代ブームの真っ只中で、往時の空気感をまとった良品がどしどしリバイバルされてますが、今作こそまさにその真打ち的存在でしょう!
ショップの草創期に立ち帰った深みを増してくヴィンテージ顔
Gramicci × OSHMAN’S[グラミチ × オッシュマンズ]
ピグメントダイパンツ
色は90年代を再現しながらも、シルエットは現代的にアレンジしてるのがミソ。当時同店が扱っていたグラミチのパンツはかなりタイトだったため、今作は定番のグラミチパンツをベースに、ワイドテーパードシルエットに変更。各1万6500円(オッシュマンズ新宿店)
快適〜なゆったりシルエット
1分で分かる!
スポーツ × シティの第一人者【オッシュマンズ】の記録
1919年:テキサス州リッチモンドに雑貨店「オッシュマン・アウトドア・ストア」が誕生
1985年:東京・原宿に日本一号店をオープン。現在は全国に19店舗!
1990年代:日本でいち早くグラミチを取り扱い始める
2018年:新宿店20周年コラボ祭りにビギン悶絶!
※表示価格は税込み
[ビギン2025年4月号の記事を再構成]スタッフクレジットは本誌をご覧ください。