ジョン・レノンが一家で愛用していたスニーカーとは
アメリカのコンバースと並び評されるフランスのスプリングコート。「クラシックかつベーシックなルックスが、どんな服装にも溶け込みます。一家に一足どころか、家族みんなに一足ずつ揃えてもいいくらい」。まさにその通り、一家でコイツを愛用していたのが、かのジョン・レノンなんです。
スプリングコートのG2[Spring Court]
1936年にテニスシューズとして生まれ、クラシカルな佇まいにソール側面の通気孔やクッション性などの快適性能を取り入れた名作スニーカー。故ジョン・レノンをはじめ、さまざまなミュージシャンやセレブに愛用されている。1万円(コリブリPte Ltd)
アーティスト一靴
「ビートルズが横断歩道を歩くジャケットで有名な『アビイ・ロード』で履いていたのもコレ、オノ・ヨーコとの結婚式で履いていたのもコレっていう溺愛ぶり。スプリングコートこそ、ジョンのLet it be(=自分らしさ)だったんですね~」。
結婚式では揃って同じシューズを着用したジョン・レノンとオノ・ヨーコ。『アビイ・ロード』のジャケット写真でスプリングコートを履いていたのは有名な話です。『アビイ・ロード』初回限定盤。2800円(ユニバーサル・ミュージック)
買い説者:スタイリスト 近藤有倫さん
※表示価格は税抜き
[ビギン2018年7月号の記事を再構成] 写真/若林武志 武蔵俊介 文/吉田 巌(十万馬力) 秦 大輔 桐田政隆 臺代裕夢 スタイリング/鈴木 肇 イラスト/TOMOYA 田中 斉