wook vol.11

BESV ベスビーのJF1とGIANT ジャイアントのESCAPE R E+

混雑する電車通勤に変わり注目される自転車通勤。電動アシスト付きの“電チャ”でより楽に始められるんです! でも最近e-バイクなんて言葉も……どれが正解!?を有識者と考えました。
 

電チャの有識者2人とまじめに話し合ってみた!

代官山モトベロ 店長  村上耕大さん

代官山モトベロ 店長
村上耕大さん

《e-バイクの聖地代表》
日本初のe-バイク専門店、モトベロの広報と、代官山モトベロの店長を兼任。お店でも優しく丁寧な接客でお馴染みだ。ターンのヴェクトロン S10とスペシャライズドのマウンテンe-バイク愛用。

ライター  増谷茂樹さん

ライター
増谷茂樹さん

《e-バイクに50台乗った》
自転車をはじめ車、バイクなどタイヤ付きの乗りものが大好物。仕事ではe-バイクで20km移動することも。休日は車に自転車を載せて山へ行き、マウンテンバイクでオフロードを走るのが楽しみ。

副編集長 オオウチ

ビギン 副編集長
オオウチ

そろそろ電チャ通勤を始めたいビギンの副編集長。

エントリーにイイ! e-クロスはどれだ!?
性能とコスパお墨付きで入門編にもいい~バイク

オオウチ 俄然e-クロスが欲しくなってきました。ちなみに相場はどれくらいなんですか?

村上 エントリーe-クロスであれば、25~30万円ほどですかね。

オオウチ なるほど! せっかくなので、お二人が思うエントリーにベストな一台が知りたいです!

村上 いろいろありますが、ベストはベスビーのJF1かな。実際ウチでは一番人気で、JF1は電チャをひと通り見たなかで最終的に選ばれることが多いモデル。アシスト性能とデザイン、コスパも秀でていて、とにかくスペックのバランスがイイんですよね。

BESV ベスビーのJF1
[村上’s BEST]ベスビーのJF1

増谷 しかもコスパ抜群なのに16.1kgと軽いのもいいですよね。

村上 さすが、わかってらっしゃる! e-クロスは20kg前後が標準的ななか、16kg台にするのはかなりコストがかかる。それでも25万円台に抑えてるのがすごい。また軽いのには2つメリットがあり、1つは軽いほうがアシストON/OFF時の違和感が少なく、アシストが切れる24km/h(※1)以上の走行でも乗り味が軽快。2つ目は軽い=バッテリーが小さい。するとデザインも普通の自転車のようにすっきりしやすいんです。

オオウチ たしかにエントリーモデルに適した条件が揃ってますね! 増谷さんはどれでしょう?

増谷 ジャイアントのエスケープR E+。まずアシスト性能がいいんですよね。モーターはヤマハと共同開発で、アシスト制御を細かく設定しているためパワーがあるわりに速度調整もしやすい。そしてバッテリーは掟破りともいえる、最長航続距離(※2)200kmのパナソニック製なんです。

ジャイアントのESCAPE R E+
[増谷’s BEST]ジャイアントのエスケープR E+

オオウチ え、掟破りって??

増谷 ヤマハとパナソニックはいわば業界の競合。両者が一台に搭載されたモデルは、他に聞いたことがありません(笑)。

オオウチ 禁断のスペックなんだ! イイですね~(笑)。ちなみにお二人は、他にもオススメがあったりします?

村上 フジのモチベーターはバッテリー容量は少ないものの、線の細い洗練された見た目がカッコよく、やっぱり人気ですよ。

増谷 僕はトレックがよかった。業界最高峰のボッシュ(※3)のモーター搭載で20万円台はお買い得

村上 トレックというブランドネームもいいですよね(笑)。

《e-バイク用語解説》
(※1)24㎞/h:道路交通法では、アシストできるのは走行速度24㎞/hまで。自動オフになるためそれ以上は自力で。
(※2)最長航続距離:フル充電後、もっとも電力消費の少ない設定で、どれくらいの距離アシストしてくれるかを示す指標。
(※3)業界最高峰のボッシュ:e-バイクが盛んな欧州で一大シェアを誇るモーターの名門。軽く小さく、力強いモーターがウリ。

[村上’s BEST]
何をとってもバランスがイイ“e-バイク専門”のクロスバイク

BESV ベスビーのJF1

BESV[ベスビー]
JF1

自転車製造が盛んな台湾生まれ、e-バイク専門のベスビー。そのクロスは16.1kg(XS)と最軽量級で、アシストが切れる24km/h以上でも自然な走行感が楽しめる。モーターは後輪に備わり、ダイレクトなアシスト感。全長174.5cm(XS)。25万9600円(ベスビージャパン)
 

カラーの液晶パネルでアシストを管理

BESV ベスビーのJF1

BESV ベスビーのJF1の五角形チャート
 

バランスがよすぎて結局最後に選ばれるのはコレ!!

村上さん
村上さん

[増谷’s BEST]
パナソニック×ヤマハのパワーはドーピングだ!

GIANT ジャイアントのESCAPE R E+

GIANT[ジャイアント]
ESCAPE R E+

バッテリーはパナソニック製、モーターはヤマハとの共同開発と、信頼の日本メーカーを採用。ECOモードで航続距離200kmを誇る最新作だ。重量は19.7kg(XS)と標準的だが、力強いアシストで乗り味は軽快。全長176cm(XS)。33万円(ジャイアント)

 

信頼の日本ブランドが夢の共演を果たした!?

GIANT ジャイアントのESCAPE R E+

GIANT ジャイアントのESCAPE R E+noの五角形チャート
 

25kmの試乗で最速タイムをマークしました!

増谷さん
増谷さん

《ココを見れば選びの基準がまるわかり!》
 

五角形チャート

 
①軽量性:軽量なほどアシストが利かない高速域でも軽快かつナチュラルで、保管場所への持ち運びも楽。常にバッテリー容量とのせめぎ合い。
 
②アシスト機能:積んでいるモーターの性格によって、アシストをダイレクトに感じるものからナチュラルなものまでさまざま。試乗して好みを分析したい。
 
③バッテリー容量:大きなバッテリーを積めば重量は当然それだけアップ。ただし長距離でも余計な心配なくライドを楽しめる。
 
④プライス:優れたモーターやバッテリー、パーツを使えばコストはウナギ上り。求める性能に見合っているかはお財布事情と相談しよう!
 
⑤ルックス:バッテリーなどのパーツがいかにスマートに配置されているかは、通勤においても重要。普通のスポーツバイク見えのほうが見栄も張れるでしょ?

他にもおススメのエントリーe-クロス

 

サスペンション付きで段差もへっちゃら!

YAMAHA ヤマハのCROSSCORE RC

YAMAHA[ヤマハ]
CROSSCORE RC

世界的にモーターの評価が高いヤマハが手掛ける、クロスの最上位モデル。前輪とハンドルの間にサスペンションを備え、段差の多い舗装路も乗り心地柔らか。Sサイズ全長175cm。重量23.7kg。31万7900円(ヤマハ発動機カスタマーコミュニケーションセンター)

YAMAHA ヤマハのCROSSCORE RCの五角形チャート

 

スポーツバイク初心者も安心な低重心設計

Panasonic パナソニックのXU1

Panasonic[パナソニック]
XU1

ケイリン先導車をベースに開発された低重心モデルは、安定感のあるハンドリングを実現。タイヤもママチャリに比べて太めで、車道と歩道の間にある段差も危なげなく乗り越える。全長184cm。重量24.5kg。25万1000円(パナソニックサイクルテックお客様ご相談窓口)

Panasonic パナソニックのXU1の五角形チャート

 

高性能モーターをエントリー価格で楽しめる

TREK トレックのVerve+ 2

増谷さんのおススメ
TREK[トレック]
Verve+ 2

名門ボッシュ社製の上位モーターを搭載し、耐パンク性能の高いタイヤを採用しながら価格抑えめ。エントリーしたモデルのなかで唯一バッテリー外付けだが、米有力メーカーだけあってルックスはスマートだ。重量23.55kg(L)。29万5900円(トレック・ジャパン)

TREK トレックのVerve+ 2の五角形チャート

 

ストリートでも人気の都会的なルックスは健在

FUJI フジのMOTIVATOR

村上さんのおススメ
FUJI[フジ]
MOTIVATOR

100年以上の歴史を持つ日本が誇る名門からは、16.5kg(M)の軽量モデルがエントリー。バッテリーを内蔵したダウンチューブが細く、航続距離50kmと容量は抑えめながら、都会的ルックスには代え難いものがある。Mサイズ全長173cm。26万4000円(アキボウ)

FUJI フジのMOTIVATORの五角形チャート

 

イタリア生まれの古豪が手掛ける超入門モデル

BENELLI ベネリのMANTUS27TRK

BENELLI[ベネリ]
MANTUS27TRK

イタリアのバイクの老舗が手掛ける、フロントサスペンション搭載モデル。航続距離100kmなど標準的なスペックを備え、さらにサスペンションの柔らかな乗り心地を備えながら、巷の“電動アシスト”と同程度の価格に。全長180cm。重量22kg。15万6000円(プロト)

BENELLI ベネリのMANTUS27TRKの五角形チャート

 

シマノの最コンパクトなモーターを搭載

MIYATA ミヤタのCRUISE i 5080

MIYATA[ミヤタ]
CRUISE i 5080

日本で初めて欧州のレースを戦った自転車の老舗ミヤタ。本作は高品質なパーツで知られるシマノのもっともコンパクトなモーターを搭載し、ペダルの根本もスマートだ。フレーム43サイズ全長176cm。重量20kg。31万3500円(ミヤタサイクルお客様相談室)

MIYATA ミヤタのCRUISE i 5080の五角形チャート

 
※表示価格は税込み


[ビギン2022年4月号の記事を再構成]スタッフクレジットは本誌をご覧ください。

Begin 2022年4月号の表紙

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