特集・連載
夏の通勤を救うエースの軽涼名作をさらに改良!?
今月のマンスリーDig いつの時代も、まだ見ぬ良品を欲するはモノ好きの性。ここでは、毎月編集部が見つけた掘り出し物をゴールドラッシュ時代の採掘者さながらに深掘り! 好奇心と物欲のおもむくまま、ディグしていきます。 この記事は特集・連載「今月のマンスリーDig」#16です。
いつの時代も、まだ見ぬ良品を欲するはモノ好きの性。ここでは、毎月編集部が見つけた掘り出し物をゴールドラッシュ時代の採掘者さながらに深掘り! 好奇心と物欲のおもむくまま、ディグしていきます。
背中のムレが激減! 働く男の夏の救世主
ace.
ラパックエアV2
下のサーモグラフィー画像を見ればその放熱性は一目瞭然。丈夫なナイロン混ポリエステルで、端正なフォルムはスーツとも好相性だ。W30×H42×D14cm。2万6400円。
[左:背面がフラットなバックパック 右:本作]
15分間リュックを装置し、外した直後の背中の温度をフラットタイプとラパックエアV2で比較したサーモグラフィー。
特別仕様の別注もアリ!
こちらは自転乗り御用達のナリフリとの別注版。撥水加工を施したリップストップ生地&コーティングファスナーを採用し、自転車通勤時の雨にも対応。3万1900円。
機能性鞄の革命児[エース]で発見!
(編集部 スガ)
今やビジネスシーンでもバックパックが定着してきました。大量の書類もPCもこれで軽々運べる……と喜んでいたら、この暑さですよ。ちょっと歩いただけでも、背中が汗でビショビショに。そんなバックパックの大きな問題点を解消してくれたのは、高機能バッグブランドの気鋭、エースでした。
どうやって件の背中の不快感を解消したかと言うと、背面のメッシュ生地がそのカギです。ここがピンと張ることによって、本体が体に密着しないので、安定しつつも風が通るという仕組み。
おまけにショルダーストラップと腰パッドの内側のスポンジも有孔仕様で、やっぱりムレ知らずで快適です。
実はこのバックパックには前身となるモデルが存在。その涼しさゆえ好評だったその前身モデルをさらに涼しく、軽くすることに成功しているワケです。
夏の移動に、これは知っとかなきゃ損。私もようやく、汗で背中に貼りつくシャツとオサラバできそうです!
約23%放熱性向上!
湾曲した背面とピンと張ったメッシュの間には、この通り空間が。そこを風が通ることで背中の蒸れを軽減する仕組み。
よく見ると、緩衝用のスポンジにも穴が開いているのがわかる。体に当たる肩と腰のパッド部分も通気性を向上させた。
(問)エース
☎ 03-5843-0606
https://www.ace-dot.com/
※表示価格は税込み
[ビギン2021年8月号の記事を再構成]写真/上野 敦 ダリウス・コプランド(以上、プルミエジュアン) 文/今野 壘 イラスト/TOMOYA