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ASPORTUGUESAS アスポルトゥゲサスのベース L

コルク効果(?)でフワッと優しく素足になじんでくれます

靴やアパレル、小物などの輸入・卸・小売りのハイブリッジインターナショナル(本社:東京)はこのほど、ポルトガルのシューズブランド、アスポルトゥゲサス(ASPORTUGUESAS)のサンダル「ベース L」(写真上)の展開を開始しました。じつはこのビーチサンダル、フットベッド&ソールが天然コルクと天然ラバーの混合成型で作られております。

と、ここでコルクについてちょっとお勉強。ヨーロッパ西端イベリア半島の地中海沿岸が原産地とされるブナ科にコルクガシという常緑樹があるのですが、ヨーロッパにはこれを砂防林として利用し、そのドングリをイベリコ豚の餌にし、樹皮であるコルク層を剥いで(剥いでも生育は阻害されず、コルク層は自然に再生される)コルクに加工して活用してきた歴史があります。コルクは軽量で弾性に富み、わずかな通気性は持ちつつも水は通さず、保温性、耐紫外線、形状復帰性などにもすぐれていることから、断熱材、防音材、床材、手工芸品の材料、管楽器のジョイント材、釣り竿のグリップ、バドミントンのシャトルコック、革靴の中底材など多様な製品に利用されています。多くの人は何といってもワインボトルなど飲料瓶の栓をイメージするかと思います。

現在、コルクの生産地はおもにスペイン、フランス、モロッコなどですが、じつは全世界の生産量のうち、なんと約53%をポルトガルが占めているのだとか。同国のアスポルトゥゲサスがコルクを利用したシューズやサンダルを多彩に展開しているのは、そんな背景もあってのこと。さらに同社は世界で初めてコルクを使ったビーチサンダルを作ったブランドでもあるのです!

コルク使いのソールは一般的なラバーソールに比してクッション性にすぐれており、足にフワッとやさしくコンフォタブル。しかも、履き込むとフットベッドが足裏に適った形状となり、自分だけの履き心地に“育つ”のもウレシいポイント。とりわけ夏場に素足履きしたいサンダルにはベストな素材といえます。アスポルトゥゲサスのそんな履き心地を、ぜひ体感してみては?

ASPORTUGUESAS アスポルトゥゲサスのケア M

夏場のアクティビティな休日に履きたい軽量コンフォートシューズ「ケア M」は、ステップイン(かかとを踏んで履くこと)使いも可能。アッパーにリサイクルプラスチックを原材料とする高伸縮性生地を使い、ソールにはビーチサンダルと同様、天然ラバー混合天然コルクが採用されている。4サイズ展開。写真はブラウンアッパー×ブラックソール・タイプ。他にブラック×ブラックもあり。1万5290円。

アスポルトゥゲサスの
「ベース L」

ストラップ素材:ラバー
ソール素材:天然ラバー混合天然コルク
サイズ:35-36(22.0~23.0cm)、37-38(24.0~25.0cm)、39-40(26.0~27.0cm)
カラー(ストラップ×ソール):ブラック×ブラック、ホワイト×ナチュラル、ブラウン×ブラウン(トップ写真)、イエロー×パープル
価格:5390円

問い合わせ先/ハイブリッジインターナショナル ☎ 03-3486-8849
https://highbridge-store.com/
 
※表示価格は税込


文/山田純貴

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