特集・連載
ON⇔OFFイケてる! 本気アウトドアシューズの“黒”を厳選
脱ありきたりのスニーカー選び これ見よがしなレアスニーカーなんて今さら欲しくはないけれど、結局当たり前の定番に落ち着いて他人とカブって思わずあちゃ~って経験ありません? 友人や同僚と同じスニーカーだった日にはなおのこと。せっかく買ったのに(涙)。ヒネクレたのは嫌だけど、ありきたりはもっと嫌! だからお洒落な人ほど「スニーカー選びは難しい」と答えるわけです。休日はほぼスニーカーだより、平日もスーツにスニーカーが主流の今、一億総スニーカー時代の一番使えるスニーカーは何だ?を探ります。 この記事は特集・連載「脱ありきたりのスニーカー選び」#05です。
スーツにマウンパは当たり前なのに……ハイテクサロモンで通勤しちゃダメですか?
今やアウトドア由来のマウンパをスーツに羽織るのは当たり前。ハイテク素材のセットアップも当たり前。だったらなんで足元はアウトドアシューズじゃダメなの~?
というわけで、今お洒落な人たちがこぞって採り入れているサロモン“XAプロ”のオールブラックモデルをセットアップに合わせてみたところ……、ほら、やっぱりカッコいいじゃん! しかも、サロモンらしいハイテク然としたシームレスアッパーにジグザグの補強がなんともフレッシュでしょ?
無論、トレイルランニングシューズ由来の履き心地は言わずもがな。クイックレースで着脱しやすく、ゴアテックス仕様で雨の日OKと、もはや通勤靴として最強レベルと言えましょう。
ジグザグの圧着補強がナイスアクセントに!
Salomon[サロモン]
XA プロ 3D V8 GORE-TEX
10年以上アップデートを続けている、人気シリーズの第8世代。ゴアテックス仕様のシームレスアッパーに圧着されたジグザグの補強がアイコニックな一足だ。ワンアクションで調節できるクイックシューレースも魅力的。1万7000円(サロモン コールセンター)
スポーティな休日カジュアルはもちろん……
ゆったりシルエットのスポーティなスタイルと好相性。ワンダーランドのジャケット3万7400円(ノット ワンダー ストア) イートウツのシャツ3万5000円、セラー ドアーのパンツ3万900円(シップス 渋谷店) テクネの帽子1万2000円(カナル)
セットアップ通勤に意外やしっくり&今っぽい!
肩肘張らず、コートにデイパックくらいがいいね。ソックスは控えめに黒を選ぶのが鉄則! バブアーのコート3万6000円(バブアー 渋谷店)、ゴールドウインのジャケット3万5000円、同パンツ2万2000円(ゴールドウイン 丸の内)、マッキントッシュ×ポーターのバッグ4万5000円(マッキントッシュ青山店)
他にもある! ハイテクアウトドアの黒
セットアップに合わせてカッコいいハイテクアウトドアの“黒”は他にもあり。休日カジュアルも俄然今っぽくしてくれます!
オールブラックが潔いトレラン傑作の復刻版
Inov-8[イノヴェイト]
フライロック 345 GTX CD
2000年代中盤、同社初のゴアテックス搭載トレランシューズとして登場した傑作の復刻版。“岩を跳ぶように走る”イメージがその名の由来で、原型は27cmでじつに片足345gしかなかったとか。今作でもその軽量性はもちろん健在。2万円(デサント トウキョウ)
中空アウトソールの履き心地ハンパなし!
On[オン]
クラウドベンチャー ウォータープルーフ
アクセントでもある、中空になったアウトソールのクラウドパーツ。その絶妙な反発が足取りの軽やかさの秘密。独自の緩衝性素材、ゼロ・グラビティ・フォームによって抜群のクッショニングと安定感をもたせたハイスペックモデル。1万7800円(オン・ジャパン)
街でもシックに履ける防水ヌバックアッパー
HOKA ONE ONE[ホカ オネオネ]
チャレンジャー ロー GTX ワイド
ゴアテックスファブリクスの防水メンブレンに防水ヌバックレザーを使った、光沢控えめなアッパーが特徴。ソールの接地面に4mmの溝を刻むことでグリップ力を高めている。オンロードから悪路まで幅広いシチュエーションに対応。2万5000円(デッカーズジャパン)
※表示価格は税抜き
[ビギン2021年4月号の記事を再構成]スタッフクレジットは本誌をご覧ください。