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オフスルのレザーサンダル・キット「イソポダ」

自宅でお手軽に靴作り体験! 完成したら履いて街へと繰り出そう!

緊急事態宣言は解除されましたが、外出がはばかられた時期に改めて自宅で過ごすことの楽しさを再認識した人が多かったのではないでしょうか? そんななか“家ナカ”生活のひとときをさらに楽しくするレザーサンダルのDIYキットがリリースされました。

これを企画・販売したのは、東京・浅草の荒井弘史靴研究所。オーナーの荒井弘史さん(1972年、茨城県日立市生まれ)は、靴好きのおなじみブランド、ミヤギコウギョウを展開する実力派靴メーカーの宮城興業(山形県南陽市)で靴職人として腕を磨き、商品企画などにも携わった後に独立。2008年5月に同研究所を設立し、ビスポークやパターンオーダーの製作に取り組みながら、毎シーズン、東京とパリでコレクションを発表して国際的評価も得ているシュークリエイターです。’13年にはシューケア商品専門商社のアールアンドデーと協業で運営するシューケア&シューオーダールーム「ファンズ」を開設。現在、「ファンズ浅草本店」にてオーダーを受け付けています。

さて、このキットで出来上がるレザーサンダルは、帯状革を編んで作られるグラディエータータイプ。製作段階でアッパーパーツであるベルトの長さを自分の足に合わせて決められるので、ピッタリとフィットした履き心地が得られます。また、メイン素材である厚口のヌメ革(タンニンレザー)は丈夫であるうえ、履き込むことでしなやかに変化し、色&ツヤが深まるエイジングレザー。ソール天板のショルダーレザー(成牛の肩周りの革。繊維は太いが、比較的柔らかい)は革靴の中底にも使われる素材で、しなやかで吸汗性上々。アウトソールの伊・ヴィブラム社製「スポンジシート」は軽量で、衝撃吸収性にすぐれています。

作り方は基本的にシンプルで、しかし奥の深さも実感でき、それゆえに靴作りの楽しさがしっかり味わえるとあって、クラフトワークの魅力を体験してみたいという手作り入門者からレザークラフト愛好者、靴好きまでさまざまな人にイチオシです。しかも使い込んで“育てる”楽しさも堪能できますしね。ってことで“家ナカ”で作って、出来上がったらそれを履いて真夏の“家ソト”に出かけよう!

オフスルのレザーサンダル・キット「イソポダ」

サンダルの構成パーツであるベルトパーツやソール天板、アウトソールに加え、サンドペーパー2枚、生ゴム片1個、接着剤2本、刷毛2本を同梱。さらに、これに説明書が付く。これら以外で用意するものは鉛筆とセロハンテープのみ。作り方はYouTubeでも公開中(URLは下記参照)。

オフスルの
レザーサンダル・キット「イソポダ」

アッパー素材:ヌメ革
ソール天板素材:ショルダーレザー
アウトソール素材:天然ゴム配合EVA
セット内容:上記参照
カラー:生なり
ベースサイズ:M(24.5~26.0cm)、L(26.5~27.5cm)
作成所要時間:1.5~2.5時間(目安)
価格:8800円

問い合わせ先/荒井弘史靴研究所 ☎ 03-3841-8570
https://h-arai.com/jp
https://ofsl.theshop.jp/
https://www.youtube.com/watch?v=_2Rcfx_NO3s(作り方の動画)
 
※表示価格は税抜き


文/山田純貴

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