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前回の記事(前編)では代表作、クラシックの名品ぶりを掘り下げました。でも今、改めて履きたくなる理由は、名品だからの一言で片付くもんじゃありません。じつは今どきのスタイルにめっちゃ使える。後編はファッションとしてのポテンシャルをLet’s study!

K・SWISS スタディ[01]ケースイスの88(クラシック)こそが大人のオンオフだった!

世にはたくさんの白スニーカーがあります。ただそのなかでも、ケースイスのクラシック88こそ、大人がオンオフ問わずに履けるスニーカーの決定版と言いたい!

えっ!? これってなんてちょうどいい!

例えばローテクの白スニーカー。品はいいけど、ボリューム感控えめで、オンタイムにはややチープ。アッパーがキャンバスだと、なおさら厳しくなります。一方、ボリューミィなハイテク系はトレンド感はあれど、さすがにビジネスではハードルが高い……。そこで見てほしいのがクラシック88です。

’80sラストのボリュームと真っ白アッパーで上品な足元に!

GOOD balance

オリジンのクラシック66は、世界初のレザーテニスシューズ。競技性を重視したフィット感の高いフォルムでしたが、クラシック88は’88年にタウンユース向けに、66をマイナーチェンジ。大きな違いは、万人が履きやすいボリューム感のあるフォルムです。じつはこれが、大人のオンオフにちょうどいい! 

見ての通り、革靴のような適度なボリュームがあるため、ドレッシーなオンスタイルにも合わせやすい。持ち前のレザーアッパー、白の1トーンも品格をフォローしてくれます。オフで使えば旬のボリューム感があって、カジュアルな着こなしも上品にまとまる。どうです? オンオフのスニーカーコーデにこのうえないでしょ!?
 
これがアンダー1万円なんだからコスパも極上♡ もう白スニーカー選びで迷うことは、なくなるな〜!

休日から通勤まで簡単に足元がキマる!

ONスタイル(右)
グレースーツと洒脱なモノトーン

ユニバーサルランゲージのスーツ4万8000円、同シャツ7800円、同ニット9800円(ユニバーサルランゲージ 渋谷店) マッキントッシュフィロソフィーのタイ1万円(三松商事) シャンボール セリエの鞄7万3000円(八木通商)

OFFスタイル(左)
ワイドパンツもクリーンな印象に

トラディショナル ウェザーウェアのパーカ2万5000円(トラディショナル ウェザーウェア 青山メンズ店) ウィークのシャツ1万6000円(シーアトリエ) ブラスバンドのパンツ2万3800円(リアルスタイル) 眼鏡はスタイリスト私物。

代名詞のブルーポロンで履き心地も快適!


クラシックといえば、鮮やかなブルーポロンのインソール。フッカフカのクッション性、全面パンチングで通気性にも優れている。


K・SWISS
Classic 66(上) / Classic 88(下)

世界チャンピオンも愛用したテニスシューズのクラシック。1988年にはタウンユースを視野にマイナーチェンジ。従来より誰もが履きやすい丸みのあるラストを採用し、都会的な程よいボリュームが生まれた。上/クラシック66 1万8000円。下/クラシック88 9800円。

K・SWISSってこんな靴

 

テニスの名選手たちが愛用

 

カリフォルニアへ移住したスイス人、ブルナー兄弟が1966年に設立。冠のKはドイツ語のカリフォルニア、「Kalifornien」から。処女作のクラシックは世界中のテニスプレーヤーから絶大な支持を誇り、日本では1980年代にファッションとしても大人気となった。


 

K・SWISS スタディ[02]スニーカー賢者たちこそ“88model”に注目していた!

Begin編集長ミツキ(写真右) 最近クラシック88、いいなと思ってたら、程よくボリューミィなラストに理由があったんだ。

フリーエディター小澤さん(写真左、以下敬称略) ミツキさんが着てるような、セットアップにもバッチリですね。

ミツキ やっぱり!? 小澤くんに言われたら間違いない! 小澤くんの穿いてるテーパードの利いたパンツにも合ってるし、まさに今、旬な靴なんだろうね。

小澤 そういえば中学生の頃、オシャレな先輩が学ランのボンタンにクラシックを履いてて、カッコいいなって思ってました(笑)。

ミツキ いわばワイドテーパードだから今の先取りじゃん!(笑)。

歴史的なレザーアッパー

小澤 そうだったのか〜(笑)。でもクラシックはスタイルだけじゃなくて、背景もソソりますよね。

ミツキ 史上初の天然皮革のテニスシューズって、モノ好きはついグッときちゃうもんな。

ホールド力に優れたDカン

小澤 いい意味で不良っぽいDカンも、スキーブーツをヒントに開発したケースイスならではですもんね。5ストライプもコーディネートで新鮮なアクセントになるし。

ミツキ でも定番だから、いつものカッコに履き替えるだけでキマる。こんなの他にないよね!

学生時代から白スニーカー好き。初めて履いた白スニはジャガー。クラシック88はソール高めで、スタイルUPを狙える点も見所とか。
Begin 編集長 
ミツキ

諸説ありますが史上初の天然革スニーカーです
1966年に誕生したクラシックは、世界で初めて天然皮革を使ったテニスシューズといわれています。88モデルもレザーアッパーでクリーンな印象。とくにオール白はオフィスカジュアルにも合いますね。

メンズファッション誌や執筆でも活躍。業界きってのスニーカー通で、著書に『東京スニーカー史』、『SNEAKERS』がある。

フリーエディター
小澤匡行さん

DカンというオリジナルはK・SWISSだからできたもの
スニーカーで珍しいシューレースを通すDカン。これはスキーや登山が盛んなスイスにルーツを持つ、ケースイスならではの発想。紐をきっちり締める役割に加え、ちょい不良っぽい印象も好きですね。

 

K・SWISS スタディ[03]いつものカッコでもカッコいい!

大人っぽく印象が締まるオールブラック
Classic88[ブラック/ブラック]

バブアーのニット1万6000円(バブアー 銀座店) チャンピオンのカットソー4900円(ヘインズブランズ ジャパンカスタマーセンター) トラディショナル ウェザーウェアの帽子6000円(トラディショナル ウェザーウェア 青山メンズ店) ア ボンタージのパンツ1万9000円(ブリックレイヤー) スロウの鞄4万5000円(スロウ自由が丘オフィス)

白ソールで軽快な雰囲気に
Classic88[ブラック/ホワイト]

ア ボンタージのコート3万7000円(ブリックレイヤー) チャンピオンのスウェット7900円(ヘインズブランズ ジャパン カスタマーセンター) バブアーのパンツ2万3000円(バブアー 銀座店)

アースカラーコーデのポップな差し色に
Classic88[ホワイト/レインボー]

キャプテン サンシャインのジャケット5万9000円(キャプテンサンシャイン) マニュアル アルファベットのシャツ1万2500円(エムケースクエア) バブアーのショーツ1万6000円(バブアー 銀座店) 眼鏡はスタイリスト私物。


K・SWISS
Classic 88

クラシック88はオンオフ無敵のオールホワイトだけでなくカラバリも豊富。熱狂的なファンが多い白×ブラウンソールから、カラフルな5本ストライプ、また雰囲気が変わるブラックアッパーも見所。グリップに優れたオリジナルソールは街でも心強い。左からホワイト/ブラック、ホワイト/ブラウン/ガム、ホワイト/ドレスブルー/リボンレッド、ホワイト/ブルナーブルー、ホワイト/レインボー。各9800円。


ブリックパターン アウトソール

>> 前編で「モノとしてのスゴさ」もお勉強!

 
商品の問い合わせ先/Lihn
☎ 03-3407-3488
https://www.k-swiss.jp/

※表示価格は税抜き


写真/若林武志 文/桐田政隆 スタイリング/武内雅英(CODE) ヘアメイク/HACHI(Bello)

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