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膨大に持ってるだろう服や靴も、結局のところこの10品だけあれば 一生お洒落でいられるかも? そんなやや強引な観点で、セレクトの重鎮たちがマイスタイルにマストな私的永世定番10品を選抜! 各々のファッション哲学も見え隠れするセレクト、とくとご覧あれ。

「愛するからこそ日々アップデートし続けてほしい」―ビームス 中田慎介さん

ビームス メンズカジュアルディレクター 中田慎介さん 私の一生マスト10

バラクータのG-9 ビームス プラス別注クラシックフィットのG-9。「いろんなカラーやフィットを買い足しながら長年愛用してます」。
チャンピオンのスウェット上下 お洒落に目覚めた中学時代に購入したアイテムのうちのひとつ。こちらは’18年のビームス別注。
ナイキのエアフォース1 中田さんはとくに白のローカットを溺愛。とりわけ新品状態の汚れなき白が好きで、今まで何十足と購入してきたとか。
ループウィラーのスウェット 着心地のよさは言わずもがな。サイズ感、ネックのつまり感など、すべてが理想のスウェットとベタ惚れ。
クラークスのワラビー 写真はビームス別注ネイビーカラーを纏い、ゴアテックス搭載。「じつは幼い頃に亡くした父親が最初にビームスで購入した靴がワラビーだったらしい。そういう意味でボクとビームスとの繋がりを感じる特別な靴です」。
東洋エンタープライズのフライトブルゾン NASAクルー用に供給したL-2B型の復刻作。
ビームス プラスのBDシャツ リピート買いも多いビームス プラスの顔とも言える名作。
オールデンのペニーローファー 写真の黒カーフ以外に、白スエードやコードバンなど計7足を所有。
ポロ ラルフ ローレンの2Pチノ AH-77 映画『アニー・ホール』でウディ・アレンが穿いた2Pチノをオマージュしたチノはもはや大定番だが、今季登場のこちらは、それをベースにビームス プラス20周年記念として本家のラルフが作ったアンサー的1本。「しかも監修はRRLチーム! 一生の宝物になりました」。
シエラデザインズのミナレットパーカ 初期エクスペディションダウンをビームス プラスの別注で復刻。「ディテールは当時に忠実ながら、サイズは今風に若干修正しました。こういうちょっとしたアレンジがお洒落には大事なんです」

ビームス メンズカジュアルディレクター 中田慎介さん

ビームス メンズカジュアルディレクター
中田慎介さん

1977年生まれ。販売スタッフを経て2012年ビームス プラスのディレクターに就任。ビームスのチーフバイヤー兼任後、’15年より現職に。ビームスのカジュアルを牽引する存在だ。

厳密に言うとここで挙げた多くのアイテムが、時代ごとにサイズや色、素材を変えて何度も買い直しています。カジュアルの王道アイテムといえど、そういう若干のアップデート感がないと時代感あるスタイルは成立しませんから。逆に言うと多少いじったくらいでは定番ベーシックの本質的な魅力は失われない。そういうモノとして完成度の高い品に、ボクは激しく惹かれるんですね~。

 
※表示価格は税抜き


[ビギン2020年3月号の記事を再構成]スタッフクレジットは本誌をご覧ください。

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