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1980~90年代の大人気ゲームが、手のひらサイズのゲーム機になって帰ってくる……レトロゲームの“ミニ復刻版”ブームが止まりません。今年も各社からさまざまなモデルが発売され話題を呼んでいますが、この流れを作った一台が『ニンテンドークラシックミニ ファミリーコンピュータ』(2016年11月発売)でした。

翌年に発売された『ニンテンドークラシックミニ スーパーファミコン』はもちろん、他社からも似た作りの“ミニ復刻版”ゲーム機が相次いだことは、本製品がいかに良くできていたモデルなのかを証明し続けています。それを示す”凄さ”を4つのポイントに整理してみました。

【1】これ一台買うだけで、懐かしの名作ゲームがたっぷり遊べる

任天堂『ニンテンドークラシックミニ ファミリーコンピュータ』は、かつて各社がブームを競い合ったゲームソフト30作品を本体に内蔵したファミコンのミニサイズ復刻版です。1983年の『ドンキーコング』『マリオブラザーズ』から、1993年の『星のカービィ 夢の泉の物語』まで。まずは、ゲーム機本体にこれら多数のソフトをあらかじめ収録したというのが凄さです。

そのラインナップも歴史に残る名作ばかりの、まるで宝石箱。収録作品に何が選ばれたかを予想したり、何が入ったかで論争が起きたりするのも、一連の“ミニ復刻版”ゲーム機の間では共通の楽しみになりました。

【2】懐かしモノ好きの心をくすぐる“レトロモダン”ぶり

本体にファミコンカセットこそ挿すことはできないものの、オリジナルのファミコンの見た目を忠実に再現しつつ手のひら大に仕上げた本体。そのビジュアルは、レトロ小物のインテリアとしてディスプレイしても映えるものに。つまり、「デザインだけでも買い」になったわけです。

さらにゲームのプレイ時には、1980年代当時のブラウン管テレビ画面に存在した「走査線」や「にじみ」まで再現するアナログテレビモードを任意で設定できたり、特徴的な銀色のパッケージ(箱)もファミコン発売当時のテイストを再現していたり……。こういうマニアックなディテールまでこだわって作られたことも大成功の理由とされています。

【3】とにかく簡単&お手ごろ!

開封したら、テレビにつないですぐに遊べるわかりやすさは現代のゲーム機として珍しい特長だったといえます。本体内蔵のゲームソフト以外は遊べないかわりに、初期設定やネット接続もいらず、とにかく簡単。オリジナルのファミコンと同じように、本体にコントローラーが2つ付属しているので2P対戦プレイももちろんOKです。

5,980円(税別)という価格もゲーム機としてはとても安く、プレゼントなどにも重宝されたのではないでしょうか。

【4】昔のゲームを忠実に再現しつつも遊びやすく工夫

さらに、本体内蔵のどのゲームをプレイ中でも、いつでも中断(セーブ)できる機能など、30年以上前のゲームを現代の感覚でストレスなく遊びやすくした機能性も大事な要素。細かいところでは、USB電源に対応したことで、モバイルバッテリーなどを使えばコンセントのない場所でも遊べるといった特徴も生まれました。

これらの要素を満たして登場した『ニンテンドークラシックミニ ファミリーコンピュータ』は、発売直後から品切れ続出の大人気に。以降、一時的な限定モノ扱いではなく事実上の鉄板商品として、3年経った現在も販売が継続されるゲーム機になりました。30年あまりが過ぎても魅力的なゲームたっぷりの名機、もし「まだ」という人は今からでも試してみては?

『ニンテンドークラシックミニ ファミリーコンピュータ』収録タイトル一覧(発売年度順)

ドンキーコング
マリオブラザーズ
パックマン
エキサイトバイク
バルーンファイト
アイスクライマー
ギャラガ
イーアルカンフー
スーパーマリオブラザーズ
アトランチスの謎
グラディウス
魔界村
ソロモンの鍵
ゼルダの伝説
メトロイド
悪魔城ドラキュラ
つっぱり大相撲
リンクの冒険
スーパーマリオブラザーズ3
忍者龍剣伝
ロックマン2
ダウンタウン熱血物語
ダブルドラゴン2
スーパー魂斗羅
ファイナルファンタジーⅢ
ドクターマリオ
ダウンタウン熱血行進曲 それゆけ大運動会
マリオオープンゴルフ
スーパーマリオUSA
星のカービィ 夢の泉の物語

文/柳 雄大

©2016 Nintendo

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