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夏のコーヒーはアイスが基本って人のために、達人が水出しコーヒーの楽しみ方をレクチャー。割り方は自在。DIYマインドを奮い起こして自分だけの味を見つければ、週末のくつろぎタイムを充実させられますよ♪

Starbucks Coffee Japan マーケティングコミュニケーション部 山本大介さん

ゆっくりしたい週末は水出しコーヒーを仕込んで、いろんな割り方を楽しみます。
―Starbucks Coffee Japan 山本さん・談

コーヒーを淹れるにあたって、個人的にすすめたいのが平日と週末で淹れ方を変える、という習慣です。

時間に追われる平日の朝などは、普段通りお湯を使って短時間で熱~い一杯を飲んで、仕事モードに。ゆっくりくつろぎたい週末は、前日に仕込んでおいた水出しコーヒーを優雅に楽しむ。シーンによって味わい方を選択できるというのも、コーヒーの魅力なのではないでしょうか。

そもそもコーヒーは豆の種類や挽き方、抽出するお湯の温度などによって味がまったく異なります。試行錯誤を繰り返しながら自分好みの一杯を見つけ、そして気分次第でまた淹れ方をアレンジする。それこそがDIY精神に通じるものであって、決して味の優劣を決めるものではないと思うんです。

コーヒープレス 水出しコーヒー

そういった点からも、やはり水出しコーヒーは週末向きのコーヒーだと言えるでしょう。というのも抽出には大体16~20時間くらいかかるのですが、これを毎日管理するのはかなり大変。しかも20時間を超えると過抽出状態になり苦み成分が出てしまうので、放置したままというわけにもいかないんです。

しかしその分、水を使ってゆ~っくり抽出したコーヒーは、奥深い豊かな味わいで口あたりまろやか。この尖っていない味わいは、ティータイムのリラックス感も助長してくれます。淹れ方と味、どちらをとっても水出しコーヒーは週末にぴったりだと思うのです。

あとひとつ言いたいのは、水出しコーヒーは時間こそかかりますが、作り方自体はとても簡単ということ。粗挽きした豆をコーヒープレスに入れ、水を適量入れてゆっくり攪拌したら、冷蔵庫で約20時間おく。すると原液が完成しているので、後は水と1:1の割合で割るだけ。

ちなみに水の代わりに炭酸水を使って原液と炭酸水を1:3の割合で割り、フレーバーシロップなどを入れるのもオススメ。ゴクゴク飲める新感覚のコーヒーが楽しめるはずです。

ちょうど今、炭酸コーヒーは店頭でもお飲みいただけます。いきなりその割り方はちょっと……という方は店舗で一度お試しいただき、それを自分の味探しのヒントとして役立てていただければ嬉しい限りです。

Starbucks Coffee Japan マーケティングコミュニケーション部 山本大介さん

Starbucks Coffee Japan マーケティングコミュニケーション部
山本大介さん

2016年入社。朝晩2回、毎日家族にコーヒーを振る舞うのが習慣というベストファーザー。フレッシュな柑橘系のフレーバーを特徴とするケニア産のコーヒー豆がお好みだとか。

 

超簡単! 水出しコーヒーの4STEP

バレンシア シロップ ケニア産の豆 コーヒープレス

左/バレンシア シロップ。670円。中/ケニア産の豆。1149円。右/コーヒープレス。5278円。(以上、スターバックスお客様相談室)
 

最低限用意すべきなのは豆とコーヒープレスのみ。

 
※表示価格は税抜き


[ビギン2019年9月号の記事を再構成]スタッフクレジットは本誌をご覧ください。

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