e-Begin編集長ナカムラの日々の出来事!? を綴る「眉間にシアわせ!?」

いろんなメディアで話題となっていますが、19年ぶりにスズキ KATANAが発売されましたね。
ワタクシもその発表会に出席してきました。

それで、ご存じだと思いますがそのデザインに賛否両論が出ています。

革新派は「今風のテイストをミックスしているのでカッコいい」、保守派は「やっぱり昔のほうが本当の”刀”であり、こちらはちょっと別モノ……」となってしまいます。

まぁ、この手の”ネオクラシック系”、通称ネオクラと呼ばれるバイクが発売されると必ずその論争が起こります。
革新派も保守派も基本的な基準はじつは同じで、あくまでもKATANAは日本刀のイメージであり、進化しすぎてライトセーバー(スター・ウォーズのね)!? にはなってほしくないからです。
ただそのライトセーバーになってしまったかどうかの感覚がひとりひとり曖昧なので、人によってはギリギリ日本刀だと思う人もいれば、もはやこれはライトセーバーと感じてしまう人もいるからややこしい(笑)。

スズキの「KATANA(カタナ)」ってまだ日本刀? それともライトセーバーになっちゃったの???……編集長がやるってよvol.25
こちらは間違いなく日本刀な!? 当時のオリジナルモデル。ワタクシが高校生のときに大好きだった漫画『あいつとララバイ』では首都高キング、『バリバリ伝説』では秀吉の愛車でした。
すみません、『キリン』は読んでません!?

とくに問題になっているのはやはりアップハンドルが採用されたこと。
当時の”刀狩り(※)”を知っている人たちはなかなか受け入れがたい形状なのです。
このあたりは発表会でも質問され、現代的な走りを実現するために、かなりこだわって開発された形状だと回答してましたけどね。

ちなみにワタクシの”日本刀? or ライトセーバー?” の答えは乗ってから判断したいですね。
試乗するとすごく感動したり、アレッと思うこともあるので。

来月、NEW KATANAを試乗できそうなので、そのときに実際乗った感想をお知らせします。

それではまた今度!

※1982年に発売されたオリジナルの国内仕様の「GSX750S KATANA」も、予想を裏切り!? アップハンドルで登場。輸出用のセパハンに憧れたオーナーは、当時は規制が厳しかったにもかかわらずハンドルを交換。しかし警察も徹底的に取り締まった。これを通称「刀狩り」と呼んでました。

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