特集・連載
安くていいモノが集まる「417エディフィス」品質と価格へのこだわりとは
ベイクルーズ 40th C.E.L.dictionary 服だけがカッコいいはダサい時代。そんなフレーズを聞いて「ドキッ」とした人もいるのでは? でも、ベイクルーズなら心配ご無用。だって、ずいぶん昔から衣、住、食……今では“鍛”まで網羅していますから。つまりはベイクルーズで買うこと&過ごすことがカッコいいこと。そんなベイクルーズの魅力の源たるDNAを徹底的に大解剖しました! これを読めばアナタも素敵な一日が過ごせます。 この記事は特集・連載「ベイクルーズ 40th C.E.L.dictionary」#01です。
「“安くていいモノ”なら一番だという自負があります」
─417エディフィス 商品課マネージャー 北野浩規さん
ありがたいことに、ビギンさんでは「安くていいモノ」という切り口でご紹介いただくことが多いです。
社内では「フェアプライス」が共通言語。商品を棚に並べる前に、出来上がってきたモノを手に取って、それがフェアプライスかどうかを皆で侃々諤々するんです。
マーケットやショップスタッフの声に耳を傾け、元の値付けがフェアプライスを超えていれば、下げます。とにかくお客様の肌感覚やおサイフに適うかどうかが優先なので、結果的に原価設定をオーバーしてしまうことも。だから同業他社にウチの原価を話すと大抵驚かれますよ(笑)。
もちろんそのための仕組み作りには工夫を凝らしていて、工場の閑散期を狙って発注したり、リーズナブルに入手できる残布に目を光らせたり。
一方でファストファッションとの違いも当然意識しています。他社にはない旬なベーシックアイテムであるかどうか。そのためにオリジナルの柄を開発したり、素材を別注したり。
ハードマンズリネンもそのひとつです。ルックは旬の麻素材ですが、実際はポリエステルをブレンドしていて、麻100%より取り回しやすい。いいとこ取りのハイブリッドです。
もちろんアイリッシュリネンの大手メーカーという背景も採用の理由です。たまに「こんなに安いのなら、品質はどうなの?」というお声を頂戴するので、いい素材であるという説得力が大事なんです(笑)。
417が考えるいいモノという条件のなかのひとつがプライスなんです。「品質と価格のバランスは417が一番」と胸を張れるかどうかが生命線ですから!
417 ÉDIFICE/フォーワンセブン エディフィス
since 2009
カジュアルアップをテーマに、エディフィスより派生。一号店が新宿区新宿4-1-7だったことから417(フォーワンセブン)と名付けられている。
417 ÉDIFICE
HARDMANS LINEN SHIRTS
417流の“旬のベーシックアイテム”として、ここ数シーズンカラーを変えて提案しているリネンシャツ。奥深い光沢とワンランク上の吸湿性を誇る高級アイリッシュリネンの名門ハードマンズリネンを用い、バンドカラーとレギュラー衿の2タイプを用意。プライスは思わず札を二度見する各6900円!(417エディフィス 渋谷店)
高級リネン素材をハイコスパで
ハードマンはアイリッシュリネンの伝説的メーカーで、現在はその紡績技術を継承した国外工場にて生産。今回は縮み防止や肌当たりを考慮してポリエステル50%混の生地を別注。
417 ÉDIFICE
OCEAN PACIFIC別注 同色トーンセットアップ
バイイング商品(ポケT)もフェアプライス♪
昨年好評だった別注の第2弾。継続となる太畝コーデュロイショーツのコーディネート提案として、製品染めした肉厚なポケットTを用意。ポケT4200円、ショーツ5900円、ボーダーT4200円(以上、417エディフィス 渋谷店)。
商品課マネージャー
北野浩規さん
417エディフィスのショップ草創期より携わり、上品でキレイめという同レーベルのテイストを守り続けるキーパーソンの一人。
※表示価格は税抜き
[ビギン2019年6月号の記事を再構成]スタッフクレジットは本誌をご覧ください。