特集・連載
「気の利いた」ジャーナル スタンダード レリュームから夏の主役がやってきた
ベイクルーズ 40th C.E.L.dictionary 服だけがカッコいいはダサい時代。そんなフレーズを聞いて「ドキッ」とした人もいるのでは? でも、ベイクルーズなら心配ご無用。だって、ずいぶん昔から衣、住、食……今では“鍛”まで網羅していますから。つまりはベイクルーズで買うこと&過ごすことがカッコいいこと。そんなベイクルーズの魅力の源たるDNAを徹底的に大解剖しました! これを読めばアナタも素敵な一日が過ごせます。 この記事は特集・連載「ベイクルーズ 40th C.E.L.dictionary」#02です。
「大人のリアルの追求で生地まで作りました」
─Journal Standard relume MD 中山和明さん
よく「ジャーナル スタンダードとの違いは何ですか」と聞かれるのですが、もしかしたらオールエイジを意識しているところかもしれません。モノ作りとして男性と女性ともに受け入れられる「気の利いたもの」とでも言いましょうか。
オリジナルでもバイイングでもそこを意識しています。男女同時に別注したり、素材調達をするアイテムも多いですし。
スタート当時は、今も得意としていますが米綿といったオーセンティックな素材感のものが中心でした。で、そのときから考えていたのが「気の利いた」素材開発です。
当初は東南アジアの生地なども視野に入れていましたが、レリュームとしてオーセンティックな雰囲気と上質さにこだわった結果行き着いたのが、日本は能登半島にある腕利きの生地メーカーです。
人づてに聞いて初めて足を踏み入れたときはビックリしましたよ。だって工場の周りには何もないんですから。でも、ことモノ作りに関しては非常に信頼のおけるメーカーさんです。
ビギンさんにはアルトリティモという素材の商品をよく取り上げていただいていますが、今回の能登ファブリックは開発に2年もかかっています。
上質な雰囲気を持ちながら快適な着心地を求めた完成体と言っても過言ではありません。そうそう、価格も「気の利いた」と感じていただけるよう頑張っています。
この9月にレリュームは10周年を迎えます。ここでも「気の利いた」スペシャルなモノを多数仕込んでいますのでどうぞご期待ください。って、これじゃくどくってまるで気が利いてませんね(笑)。
Journal Standard relume/ジャーナル スタンダード レリューム
since 2009
30代の服好き男女をターゲットに、ジャーナル スタンダードとはまた別のショップとしてスタート。ユニセックスを意識した商品展開が特徴。
Journal Standard relume
NOTO QUALITY ポケットTシャツ
化繊混ながらナチュラルな素材感に見せられる麻混のスペシャルファブリックのよさが最大限発揮されたポケT。ちゃんと肉のある素材感&ニュアンスのある切りっぱなしのボートネックのため、一枚でも重ね着でも着用可。ユニセックスで着られるゆるシルエット。7400円(ジャーナル スタンダード レリューム ルミネ新宿店)
化繊の産地として有名な北陸は能登のメーカーと開発した、アルトリティモとはまた別のスペシャル素材。ポリエステルにリネンを混紡し、速乾性にブーストをかけつつイージーケアに。
NOTO QUALITY
Journal Standard relume
アルトリティモ CPOセットアップ
同じ能登メーカーが開発した「部屋干し3時間で乾く」速乾素材アルトリティモもレリュームの大定番。伸縮性や撥水性にも優れる。シャツ8800円、ショーツ7800円(以上、ジャーナル スタンダード レリューム ルミネ新宿店)
Journal Standard relume MD
中山和明さん
レーベルスタート時からショップスタッフとしてレリュームに携わる。MD職に就いてからは6年目の、レリュームを知り尽くす御仁。
※表示価格は税抜き
[ビギン2019年6月号の記事を再構成]スタッフクレジットは本誌をご覧ください。