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ニッポンの今どき焼き物図鑑 中国 イラスト

いまニッポンの焼き物に名だたるセレクトショップが熱視線を送っています。その理由はここ数年海外の洋食器に負けないくらい各地でお洒落な焼き物が生み出されているから。焼き物が古くさいなんてイメージはすでに過去のお話。服好きなアナタこそ焼き物の魅力にハマッてしまうかも? 今回は中国エリアで見つけた色の個性際立つ“今どき焼き物”たちをご紹介します。

服好きを魅了し続ける“ターコイズ染め分け”

フェニカ別注の三色染分皿 現行品との比較写真
通常は分け目キッチリ(写真左)だが、コチラは分け目が曖昧!!(写真右)

三色に染め分けられたこの皿。今どき焼き物が注目されるずっと前から、ビームスが取り扱っている中井窯の器です。

白・黒・緑の釉薬で三分割に染め分けられた大胆すぎるデザイン。緑がターコイズのような色合いなのもよく、和食器なのにやたらとモダン。オシャレな服好きにファンが多いというのも納得です。

しかも、現行品は三色がキッパリと染め分けられているのに対し、コチラは境界線が曖昧。じつは初期の頃のデザインを再現したものなんだとか。

モダンアート感すら薫るこの皿。食器として使用するのはもちろん、飾って楽しむのも充分アリですね♪

フェニカ ディレクター 北村恵子さん

ビームスでは20年前から扱っています!(フェニカ ディレクター 北村恵子さん)

フェニカ別注の三色染分皿 商品画像

フェニカ別注の三色染分皿

中井窯が得意とする染め分けの皿。現行品は色の境界が明確だが、コチラは初期の意匠を再現しているため境界線がぼやけている。5寸皿(φ約15cm)と8寸皿(φ約24cm)を2月末発売予定。価格未定(ビームス ジャパン)

中井窯[なかいがま](鳥取県鳥取市)

1945年に個人窯として開窯。その後、民藝運動家の吉田璋也に指導を仰ぎ、作陶に取り組む。柳 宗理が監修した染め分け器が有名。

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