特集・連載
欧州の日用品カタログ AtoZ 【B】Bucher's Stripe
180年以上前の“お肉屋さん”エプロンがお洒落すぎる!!
ヨーロッパの日用品カタログ A to Z 歴史と伝統に裏打ちされたヨーロッパのブランドには、語れるストーリーがあります。それは何も高級品だけじゃなくて、街のスーパーマーケットで買えるような日用品にも当てはまること。とかく“欧米”と一括りに考えがちだけど、無骨なアメリカものとはまた違う、ハイセンスで洗練されたデザインはヨーロッパならでは。「これ知ってる?」なんてさりげなく自慢できる、へぇ~な薀蓄もいっぱい盛り込みましたのでご一読を! この記事は特集・連載「ヨーロッパの日用品カタログ A to Z」#03です。
アメリカのヒッコリー生地しかり、イギリスにおいてもストライプ柄は汚れが目立たない作業着の定番柄。その代表選手がこちら、”お肉屋さんのストライプ柄”エプロンです。
ロンドン一の精肉市場、スミスフィールドマーケットの作業着として180年以上前に生まれたエプロンは、今やイギリスの精肉店スタッフやレストランのシェフをはじめ、料理番組に出演するようなスターシェフたちの御用達。
特に元祖のラッシュブルックス製は、四次元ポケットを思わせる大容量の半円ポケットが、料理やガーデニング、掃除など家事全般に大活躍してくれます。
Rushbrookes by Dexam
ラッシュブルックス バイ デクサムのブッチャーズエプロン
1837年創業の老舗による、清潔感あふれる白抜きストライプが目印のロングエプロン。各4500円(マークスインターナショナル)
800年の歴史あるスミスフィールド市場で誕生
鍋つかみもチャーミング♡
同じ生地のキッチンミトンもあり。フックに引っ掛けられるループ付き。各3600円(マークスインターナショナル)
ラッシュブルックス バイ デクサム(Rushbrookes by DEXAM)
※表示価格は税抜き
[ビギン2019年3月号の記事を再構成]スタッフクレジットは本誌をご覧ください。