特集・連載
高額ゆえ無難に収まりがちじゃない?
ダウンに10万出すなら10年飽きないオールレザーを。
発掘! 珍種ダウンNAVI とくに価格が張るから「守りに入って」ベーシックな形や色を選びがちなダウン。それに、決め手がなくて毎年買いそびれてる、なんて人も多いのでは? 今回は、その絶大な存在感で着こなしを激変させるダウンを厳選。アメカジダウンだけじゃなく、レザーダウンや盲点国発祥ダウンなど、ビギン目線でピックしましたので、ぜひ! この記事は特集・連載「発掘! 珍種ダウンNAVI」#05です。
魅惑のエイジングに男なら絶対シビれます!
ちょっといいブランドのダウンを買おうと思ったら、軽~く10万円超えは当たり前。無難な一着に手堅く落ちつくのも無理ありませんし、それはそれで大正解。
でもね、ちょっと待って。今年はいいとして、来年の冬もそのダウンでテンション上がる? 万一そんな心の声が聞こえてきたら……、大切な10万円超の投資先として、オールレザーダウンなんてどう?
今季の渾身2作をご覧あれ。無骨なレザーの表情が脱・無難なのは言わずもがな、真冬でも着こなし云々抜きにコレ一着の存在感で男らしいスタイルが完成。
さらに、一般的な化繊ダウンと違って、着るほどに味わい深くなるから、今年より来年、来年より再来年のほうが期待度&着たい度アップすること間違いナシ!
年々オーラが増していく魅惑のエイジングこそ、決定的な“差”と言えましょう。
定番マウンテンダウンジャケットに鈍い光沢が美しいシープナッパ革をのせたノース。素上げラム革をハイロフトなレトロ顔ダウンに仕上げたヒステリックグラマー。
ともに10万円超ですが、この先10年右肩上がりで魅力が増すこと確実!なのですから、超優良投資銘柄にビギンが認定いたします!
着るほどに鋭い光沢を増す“シープナッパ”革ゆえ、ず~っとカッコいい!
アウターに存在感があるので、着こなしはシンプルでOK。黒タートルなんかを合わせると大人っぽく上品に着こなせる。
ユナイテッドアローズのニット1万7000円(ユナイテッドアローズ 六本木ヒルズ店) サンディニスタのパンツ1万7000円(トゥー・ステップ) ナノ・ユニバースのキャップ5800円(ナノ・ユニバースカスタマーサービス)
光電子ダウン採用でモコモコしにくい!
遠赤効果で温もりをキープする機能繊維、光電子をダウンに混ぜた“光電子”ダウンを使用。一般的なダウンより充填量が少なくても暖かく、モコモコ感控えめのすっきりしたシルエットになる。レザーボディがよりソリッドに!
THE NORTH FACE PURPLE LABEL
ザ・ノース・フェイス パープルレーベルのマウンテンダウン レザージャケット
’90年代の名作シェルをベースにしたマウンテンダウンジャケットの表地にしなやかな着心地のシープナッパ革を採用した今季初登場のレザー版。単調にならないよう、ショルダーヨーク、エルボー、カフス部分をシボ入りの同革で切り替えているところがお見事! 12万8000円。(ナナミカ マウンテン)
ザ・ノース・フェイス パープルレーベルのタグ
革本来の質感を100%生かした“素上げラム”革ゆえ、長~く愛せる!
無骨なジャケットだからこそ、インナーは上品にまとめるのがポイント。
アイスブレーカーのニット1万7000円(ゴールドウイン カスタマーセンター) ビューティ&ユースのシャツ1万円(ビューティ&ユース ユナイテッドアローズ 渋谷公園通り店) レスデニムのパンツ1万5800円(ブラントディストリビューション) アヤメの眼鏡3万円(アヤメ)
上質ダウン採用でロフト感も十分!
た~っぷりと上質なダウンを詰め込んで、昔ながらのハイロフトダウンを志向。本分の高い保温性は言うまでもなく、現在のトレンドにピッタリ。旬ではあるがスタンダードデザインなので、流行り廃り関係なく愛用できる。
オフホワイトもあり
HYSTERIC GLAMOUR
ヒステリックグラマーのレザーダウンジャケット
コーティング加工を省略した素上げのラムレザーを使用。味のある表情に加え、見た目以上に軽くしなやか。背中にはヒステリックグラマーのロゴが刺繍され、シンプルなアクセントに。ボア衿はボタン付きのスタンドカラーにもなり、冷たい風をシャットアウト。各12万円。(ヒステリックグラマー)
ヒステリックグラマーのタグ
※表示価格は税抜き
[ビギン2019年1月号の記事を再構成]スタッフクレジットは本誌をご覧ください。