タイアップ
未来のヴィンテージ時計を巡る
【TIMEXのエモいい話】いくつになっても宇宙への憧れは褪せません
ノスタルジックなテイストが新鮮に映るいま、1854年からの歴史を誇るタイメックスの時計は台風の目。思わずエモいい♡と悶えるその時計は、未来のヴィンテージといえます。本連載ではそんな未来のヴィンテージ時計のポテンシャルを明かすべく、タイメックス愛あふれるライターが、日本一詳しいタイメックスラバーを直撃。魅力を徹底解剖します!

いくつになっても宇宙への憧れは褪せません

TIMEX[タイメックス]
NASA Artemis Collection(NASA アルテミス コレクション)
月面への再度の有人着陸や探査を掲げるアルテミス計画の名を冠した、NASAとのコラボウォッチ。アナログとデジタル各2色を展開。ともにレジンケース。左/径40mm。各1万3750円。右/幅36mm。各1万4850円。
「日本一のタイメックスラバー♥とTIME TRIP!!」

Eddieさん
1973年生まれのファッションデザイナー。日本一のタイメックス蒐集家としての顔を持ち、所有数はじつに300本以上。時計はミントコンディションのもののみ買うことをモットーにしている。インスタも大好評。IG:@timexrolex
ハタ 今回は宇宙ネタ。由緒正しき、NASAとのコラボウォッチです。
エディ 何度かコラボしていますよね。オレンジの角デジ、じつは欲しかったんですよ。世代が世代なもんで、このオレンジを見るとエアロスミスが自動で脳内再生されちゃって(笑)。
ハタ ブルース・ウィリスのツナギの色! ミリタリーのエマージェンシーカラーに近いのかな。日本のH3ロケットもオレンジだし、たしかに宇宙の印象ありますね。白のほうはパトレイバーみたいでこれまたかわいい♡
エディ NASAのロゴがクラシックな感じで、これも効いていますよね。アルテミス計画のロゴもベルトのほうにあるし、どこかトリプルネーム風。
「クラシックなロゴといい色といい、無条件でアガります」

ハタ アルテミス計画は再び月に有人着陸しようというプログラムですね。
エディ アナログウォッチのほうは、12時位置にアルテミス計画のロゴがあるんですね。3時位置にタイメックスのロゴがあるのも意外性があってイイなぁ。たまに見かけるデザイン。
ハタ タイメックスロゴが小さいのも面白いですね。それはそうと、今回もたくさん私物をお持ちいただきまして。
エディ 宇宙繋がりで。タイメックスは1994年に、マイクロソフトとの共同開発でデータリンク(※❶、❷)という時計を発売したんですが、これがNASAに採用され宇宙に行ったんですよね。コンピュータとワイヤレスで情報共有できるのがウリで、スマートウォッチの先駆けといわれています。
国際宇宙ステーションでのミッションでデータリンクが活躍
ハタ ブラウン管のモニターを通じてデータをやりとりするというアレだ! 宇宙で何に使ったんでしょう?
エディ 何をするというより何ができるかの実験だったんじゃないかなぁ。ちなみにデータリンクは18型あって、3型が宇宙に行ったといわれます。
ハタ ええっ!? そんな一大シリーズだったんですね。ちなみに、この可愛らしい宇宙船の缶バッジ(※❸)は?
エディ カートゥーンのキャラクターウォッチのプロモーショングッズです。キッズ向けですね。時計がまた可愛くてずっと探しているのですが、いかんせん50年代の時計だから数がなくて。
ハタ 半世紀以上も昔のキッズ時計に恋焦がれているというのも面白い話。宇宙への憧れは年齢不問ですね。
エディ 今回のアルテミス計画のロゴが入ったコラボウォッチも、計画を成し遂げた未来には“エモいい”ヴィンテージになっているかもしれませんね。
ストラップを見ればNASAの正式名称もわかります(笑)
エディさんのタイムトリップ名品
❶データリンクをプリントしたノベルティTシャツ

データリンクの写真をバックプリントしたこちらは、1995年のイベント時に配られたタイメックス社員向けノベルティ。最先端のハイテクウォッチの開発が、誇らしかったことが窺える。
❷データリンクにはフロッピーが付属していました

コンピュータにインストールしたアプリを通じてブラウン管モニターを明滅させ、電話帳やスケジュール等の情報を時計へ移行することができたデータリンク。こちらは1996年作。
❸SFコミックとのコラボウォッチのノベルティバッジ

カートゥーン“キャプテンコンドール”のコラボウォッチ宣伝用に配られたバッジ。好きがすぎて、エディさんはインスタアイコンに採用。時計本体はジャンピングアワー機構を搭載する。
※表示価格は税込み
写真/上野 敦(プルミエジュアン) 文/秦 大輔 イラスト/TOMOYA