着るには体力いるけれど、絶対“勝てる”希少ジャケットなり
ショットのクロムエクセルライダース
米・ホーウィンの「クロムエクセル」といえば、革好き大好物の超エイジング革。おもに靴や革小物に使われる革ですが、なんとこのたび、この革で作られたライダースジャケット発見! しかもライダースの代名詞と謳われる米国名門、ショットの一着なんです!!
で、さっそく着てみると……「うわっ鎧かよ〜」(笑)。もう重くて硬いのなんの。ライダースといえばカウハイドやホースハイドが主流だけど、コイツはオイルたっぷりの革だから、当たり前だけどね。でもその分と言っちゃなんですが、間違いなくエイジングがスゴイ。それもハンパなく変わる。なにせ「クロムエクセル」なんだもん。
ってなワケで、米国の名門2社のコラボが生んだコチラは、エイジングが堪能できるうえ、少量生産ゆえにレア度も最強。バイク乗り仲間からも、洒落者からも一目置かれること確実な、イバれる&勝てる“ホーWinner”なアウターといえるのですっ。
タイトシルエットなのに弱っちく見えません!
アームホールは細めで全体的にスリムだが、着丈は短すぎずの程よい長さの旬なパターン。なので着ると、その印象は超骨太なのに、シルエットがキレイに出るのだ。
着倒すほどに光沢&カラダ馴染みUP!
オイルが繊維に深く浸透した革ゆえ、使い始めはマットな風合いだが(上)、エイジングによってツヤ革に! しかも、しなやかになって、さらにカラダに馴染むのだっ。
1913年、NYで設立されたショットは、じつはフロントジッパー付きライダースジャケットを創始した偉大な存在。一方、ホーウィンは1905年にシカゴで創業したタンナーで、「クロムエクセル」はコードバンと並ぶ同社の主力レザーだ。本品は、この米国の名門2社のタッグから誕生した少量生産の貴重なジャケットなのだ! 裏地はウール。黒のみ。15万9000円。
(問)ショット イースト
TEL.03-5778-9656
http://schott-nyc.jp/
※表示価格は税抜き
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