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レトロが新鮮な今タイムリー!!
【TIMEXのエモいい話】個性の出し方をミスらないミステリーダイアルという選択
ノスタルジックなテイストが新鮮に映る昨今、1854年からの歴史を誇る米・タイメックスの時計は台風の目。名品の系譜を汲む新作に、知る人ぞ知る名品の復刻に。思わずエモいい~♡と悶える注目作の魅力を、タイメックスLOVEな30代エディター&40代ライターが解説します!
「時計って楽しい!」を再確認させてくれる
TIMEX[タイメックス]
Reissue Q Timex 1975(リイシュー Q タイメックス 1975)
ミステリーダイアルと呼ばれる、針先が浮遊しているようなギミックが面白い1975年作のリイシュー。電池カバーはコインで開閉でき、容易に電池交換が可能だ。幅37mm。SSケース。クォーツ。5気圧防水。4万4000円。
「時間を忘れて話し込んじゃう♪」
マスイ 面白いすね〜。針の先っちょだけ浮かんで回ってるみたい。1975年の時計の復刻です。
ハタ 70年代に流行した『ミステリーダイアル』ってやつだね。針を文字盤と同色にして、針先だけ色を付けている。と、軸部分も見えないように、風防裏に印刷を施して隠している。だから針先だけが浮いているように見えると。
マスイ へぇ〜、凝ったギミック。でも純粋にスタイリッシュだし、ツヤッツヤのSSケースのクッションシェイプもカッコいいすね。ちょっとコンケーブしたような形が、どこか宇宙船っぽい。
ハタ ミッドセンチュリーを経た70年代って、時計に限らずいろいろなプロダクトに宇宙への憧れが表現されているもんね。バー状のコマが並んだブレスレットがまた、デザインにマッチしているなぁ。
マスイ ちなみに映画『スター・ウォーズ』シリーズが公開されたのが77年で『エイリアン』が79年、アニメだと『宇宙戦艦ヤマト』が74年から始まってるっすね。
ハタ そーなんだ。まさに宇宙の時代だね。ちなみに時計でいうと、加工技術の進化により、単純な丸形、角形だけじゃなく、複雑な立体形状のSSケースが作れるようになったのも70年代みたい。ムーブメントがクォーツというのも、当時はまだ珍しかったんじゃないかな。TIMEXのブランド表記よりQUARTZのほうが大きいし。誇らしい感じが見え隠れする。
マスイ 当時のデザイナーが未来に思いを馳せてデザインした時計だと思うとエモいいすね。小径もイマドキだし、個性的でいて手馴染みがイイのがまた♡
スペーシーなクッションシェイプもgood!!
上から見ると縦長のクッションシェイプなのだが、斜めからケースを見ると絶妙にコンケーブした形状であることがわかる。この複雑な曲面が、どこか”宇宙船”を思わせるのだ。
ハタ クッションケースって意外と馴染みがいいのよね。デニムが好きな自分としては、ネイビー×ブルーの配色もめちゃめちゃツボだなぁ。秒針の赤ドットもさりげなく洒落てるし。相性よすぎ。
マスイ ネイビー文字盤の時計を持ってない人にも奨めたいすね。それにしてもミステリーダイアル、見ているだけで楽しいなぁ。
ハタ 時間を見るだけならスマホで事足りるいまだからこそ、こういうユーモアのある時計がまた輝いて映る気がするよね。
マスイ 時計って楽しい! というのを再確認させてくれる逸品ですね。いやー今回もエモいいっす♡
【TIMELYな意匠】針が宙に浮いている!? フローティングギミックにドキッ♥
針を文字盤と同色とし、針先のみ別色に。加えて、アクリル風防の中央裏面に印刷を施し軸芯を隠すことで、針先だけ浮いて回っているような錯覚を起こす、通称「ミステリーダイアル」。思わず目を見張るギミックだ。
\\ 37mmという小径も今の気分にマッチ//
※表示価格は税込み
写真/上野 敦(プルミエジュアン) 文/秦 大輔