個性豊かな手法で+αした
「変わり種醤油」編
こんなの醤油に合わせるの!? と、思わず警戒しちゃうような食材を加えた個性派醤油。
“和”の香りをほんのりプラス
佐川醤油店「梅風味&海苔風味醤油」
梅肉や海苔、なんていかにもご飯が進む食材を醤油にブレンドしたら、そりゃTKGにマッチしないわけがないじゃない! どちらも日本人のソウルフレーバーだから、何度食べても飽きとは無縁だ。右/150ml。400円。左/150ml。400円(佐川醤油店)
ソウルフード同士がまさかの遭遇!
正田醤油「おちょぼ口カレー風味の正油」
カレーとTKG。正直どうなの? と疑うのも無理はありません。がしかし、これが意外にも合うんです(驚)。スパイシーさを抑えてマイルドに仕上がったカレー風味の正油は、TKGとも好相性。150ml。220円(正田醤油 お客様相談室)
編集スタッフが実食!
ライター 黒澤正人さん
TKGとカレーの2大好物が絶妙タッグ
味覚オンチのクセにTKGに関しては一家言あり。“ウマい=しょっぱい”をモットーに、醤油をドバがけするのが流儀。
「TKGにカレー?なんて……と、半ば訝しみながらトライしてみたら、コレが合うのなんの! スパイシーなカレーの香りが、生卵にありがちな生臭さを取り除いてくれて、いつも以上にズルズルかっこんじゃいました!」(黒澤さん)
ゴマの香ばしさが卵に合いまくり!
色麻町産業開発公社「卵かけごはん用エゴマ醤油」
ゴマ油をかければ何でも旨くなる……という方程式を丸々転用できる、エゴマから作ったTKG用醤油。エゴマの甘さと卵の甘さの相乗効果で少し垂らすだけでまろやか~な味わいに。210g。528円(色麻町産業開発公社)
北海道の恵みをコダワリ醤油にIN
日本醤油工業「しそ&舞茸醤油」
白糠町産のしそと、十勝産の舞茸。北海道を代表する2つの名産品を、それぞれたっぷりと使用した醤油は、どちらも味&香りがすこぶる濃厚! ソウルフードのTKGが、より“和”なテイストに。右/150ml。400円。左/150ml。400円(日本醤油工業 直売店)
醤油をかける前に覚えておこう!
シンプルだからこそ、手間隙かければ旨さも倍増! フワッフワのTKGを堪能したいなら、秘技“黄身後混ぜ”を駆使しよう。この“黄身後混ぜ”こそがウマさのキモなのだ。




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[ビギン2018年6月号の記事を再構成]
写真/植野 淳 文/黒澤正人 編集部 スタイリング/佐々木 誠 イラスト/田中 斉