TKG◯◯醤油で珠玉の一杯を味わう! #たまごかけごはんを極める_4
私的ベスト醤油をリサーチすべし!
卵に並ぶTKGの主要メンバーといえば、やはり醤油以外にありません。丹誠込めて卵とかき混ぜたご飯に仕上げのひと垂らしを加えるときの多幸感と言ったら……もうこれ以上言う必要はないはず。
で、巷には現在、その至福の瞬間に相応しいのは俺だ! と力強く立候補する、対TKG用の醤油がズラリ。
TKGとの相性のよさを大々的に謳っているものから、端的に“TKG専用”を標榜しているツワモノまで、まさに群雄割拠の様相を呈しているんです。
ここではそうした全国に散らばるTKG用醤油の中でも、とくにベストマッチな面々を紹介。熱烈な信者を獲得している元祖的存在はもとより、高級食材を惜しげもなく投入した超贅沢な逸品。
さらに、ゆずや梅などのフレーバーをプラスしているカスタマイズ系や、カレー風味に代表される変わり種等々。どれもフツーの醤油より旨さが際立つ秀作ばかり。
さぁ、自分にとってベストマッチなTKG醤油を見つけちゃってください!
高級食材をふんだんに盛り込んだ
「贅沢醤油」編
トリュフやウニ、アワビなど、聞くだけでテンションがブチ上がる特選食材入りの高級品。
庶民派TKGが高級フレンチに激変!?
紀ノ国屋「贅沢な卵かけトリュフしょうゆ」
白醤油とオリーブオイルに黒トリュフを加えるなんて、まるで高級フレンチに使われるドレッシングのようなレシピを基に、高級食材をブレンドして作られた贅沢醤油は、TKGの味をお上~品に格上げ。150g。1000円(KINOKUNIYA e-shop)
海の幸の旨みをギュギュッと凝縮
アサムラサキ「鮑醤油」「うに醤油」
自家製醤油に、うにや鮑といったハイソな食材をミックスして完成させた高級品。香りが◎なのはもちろん、とにかく味が濃厚。いつものTKGが3つ星料亭の卵料理のような奥深~い料理に! 右/150ml。600円。左/150ml。600円(アサムラサキ)
20年以上!も熟成させた至高の逸品
かめびし屋「古醤油廿歳造」
なんと20年以上の歳月を経て完成させた超高級醤油。若いもろみでは味わえない、独特な酸味ととろみは、TKGとも違和感なくマッチ。旨みが驚くほど凝縮されているので、数滴垂らすだけでコク深さが。55ml。3190円(かめびし)
熱狂的リピーターを獲得する名作
「元祖醤油」編
昨今改めて巻き起こっているTKGブームを黎明期から支え続ける、超売れっ子銘柄。
“2杯目も食べたくなる”をコンセプトに開発
橋本醤油「元祖玉子ごはん専用昆布醤油」
何度食べても美味しいように、という理念の元に作られたTKG専用醤油の元祖。卵とご飯の色みを邪魔しない薄い色合い、11.5%の控えめな塩分など、もはやTKGとの相性は言わずもがな。150ml。333円(橋本醤油)
昆布の旨みにこだわった
「カスタマイズ醤油」編
複数の調味料が付属し、さながらひつまぶし感覚で味を自在に変化させられるのが新鮮。
2種の昆布とだし醤油で味を自在にアレンジ
神宗「卵かけご飯がおいしい詰め合わせ」
温か~いご飯に昆布の旨みが凝縮した“つぶ昆”を加えて混ぜる→次に“だし醤油”を入れて溶いた卵をかける→仕上げに“こな昆”をふりかければ、昆布の旨みたっぷりの新感覚なTKGが出来上がり♪ 700円(神宗 淀屋橋本店)
厳寒期しか採れない希少ネギを贅沢使い
ぴっぷ商店「ぴっぷ小ねぎ醤油」
北海道・比布町で1~3月の間しか収穫されない、希少な特産品である小ねぎ“旬の彩り”を、これでもか! ってくらいたくさんブチ込んだ個性派醤油。ネギの香りが卵の甘みをグ~ンと引き上げてくれる。150ml。445円(ぴっぷ商店)
ワサビを隠し味に使った珍品
笹埜醤油「たまごにかけるしょうゆ」
鰹と昆布を醤油にイン。ってとこまではありがちだけど、この醤油はそこにワサビも加えた変わり種。あの独特のツ~ンとした香りと、卵の甘~い匂いがミックスされると、不思議と箸が進んじゃうはず。150ml。400円(笹埜醤油)
しょ、醤油まで燻製!?
軽井沢えんじ「燻製しょうゆ」
長野県の信州上田地方で昔ながらの本醸造製法を基に作り続けられるコダワリ醤油を、なんと大胆にも燻製! 煙が醤油の香ばしさをググッと引き立てて、TKGに数的垂らせばコク深~い味わいに。100ml。1149円(軽井沢えんじ)
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