北欧デザインとは……ずっと使いやすくて、ちょっぴり愛らしいもの
マリメッコのバッグなら、ちょうどよく小綺麗になるんです
マリメッコからイノベーターまで一生使える“北欧デザイン大全”[フィンランド編]
派手でもなく、ゆるくもない、国を超えて愛される北欧デザインとは何なのか? そこには使い手の姿を想像した緻密な計算と、人間味のある温かさがありました。これから先も使える、北欧デザイン名作を深掘りします!
独自の出版物や貨幣の流通、美術・デザイン系学校の創設など、いち早くアイデンティティを作り上げ存在感をアピールしたフィンランド。多くのデザイナーも活躍している。
北欧デザインバッグの“マリメッコ”なら丁度よく小綺麗になる!
近頃は気持ちの余裕と、清潔感を感じさせるスタイルが気分になってますよね。そんな装いにピッタリなのが、ナチュラルな品のよさと遊び心がある北欧デザインのバッグ。なかでも大本命がフィンランドのマリメッコです。
プリントデザインのプロ集団による“計算されたキャッチーさ”が粋
普段使いには……北欧らしい爽やかボーダーでTイチ&デニムを涼しく魅せる
上の「タサライタ トート」を見ても一目瞭然! シンプルな夏のTイチ&デニムコーデにちょうどいいスパイスになり、フレンチボーダーとはまた違うモダンなデザイン性も感じさせてくれる。柄モノが苦手って人でも、これならイケそうでしょ!?
それもそのはず、マリメッコは大胆かつ、鼻につかないテキスタイルの達人。代名詞の花柄をはじめ、じつは均等なボーダー柄をテキスタイルデザインに定着させたのが、68年に発表したトートでも使われている「タサライタ」!
「ジーンズに合う」を目的に作った60年代から続くボーダー柄!!
マリメッコ キオスキ キャリアトート
爽やかなコットンリネンのキャンバストート。温かみある生成りは、いろんな服に合わせやすいのもメリット。7月中旬発売予定。W42×H45.5cm。1万9800円(ルック ブティック事業部)
当時、流行し始めたジーンズに合うデザインとして生まれたもので、Tイチ&デニムにもそりゃ蜜月♡ ロゴ入りハンドルで都会的に見えるのも、マリメッコならではの計算された匠なんですよね。
ちなみにビジカジなら下のデイパ、旅行にはミニショルで、こうしたデザイン性を堪能できますよ!
旅行先には……
ワンポイントの総柄を持ち運びやすいパッカブルで!
クロスボディ ミニ ウニッコ
カモフラ風に見えるウニッコ柄のカラーリングがうまい! メイン室のサブポケットに、コンパクトにパッカブル携行が可能。ストラップの長さ調節もできる。W32×H16×D6cm。1万5400円(ルック ブティック事業部)
仕事には……
ブランド定番のバックパックにPCスリーブ付きが登場!
ジップトップ バックパック ソリッド
シンプルなブラックボディに見えつつも、トップハンドルとハーネスのストラップに加えた、モノトーンのウニッコ柄がアクセントに! 7月末発売予定。W32×H41×D17cm。5万2800円(ルック ブティック事業部)
マリメッコをより深く知りたい人は、次ページもお目通しを。偉大なデザイナー達を、ぜひ覚えておいてくださいね。