スニーカー通勤が本格解禁の今、ニューバランス1978!? こそが百点靴だ
ドレスコードの緩和がさらに進み、鈴木大地長官率いるスポーツ庁が健康のためにスニーカー通勤を推奨するままスーツにスニーカーを合わせたらヤバいことになるのは当然。……が、この流れはお洒落のチャンスでもあります。というわけでBeginが提唱するのが、オンオフ対応のセットアップにあえての白スニーカーの通勤活用!
行儀よさとスポーティなヌケ感を併せ持つスタイルが完成。ユナイテッドアローズのジャケット2万8000円、パンツ1万4000円(以上、ユナイテッドアローズ 銀座店) ユニバーサルランゲージのシャツ7800円、タイ6800円(以上、ユニバーサルランゲージ 渋谷店) オージー バイ オリバー ゴールドスミスの眼鏡3万7000円(ブリンク ベース) エアーのバッグ2万5000円(MSPCプロダクト プレスルーム)
快適なハイテク&クリーンが理想の条件
地味なビジネススニーカーより、白スニのほうが軽快感がありますからね。それも快適性を鑑みて、白スニーカーはやっぱりハイテクなそれをお薦めします!
とはいえクリーンな印象は必須ですから、お手本はニューバランスのこちら。軽量性にクッション性、耐久性に優れる先進ソールを搭載しつつ、洗練のミニマルフェイスにまとめた『ML1978』が百点靴です。
スラックスに合うシュッとしたフォルムでいて、ヒールは適度にボリューミィ。それゆえカジュアル使いの際、細身からワイドまでパンツを選ばないのもこれの魅力。
さらに、バックグラウンドも男心を鷲づかみにします。ML1978のモチーフは ’82年に誕生しさまざまな進化形ロットを生むことになる名作『990』。その990の製作時には、アウトソール開発のためにビブラム社とタッグを組み、完成までに4年の歳月をかけたといいます。
そしてML1978も、再びビブラム社とタッグを組んで開発した、一体成形インジェクションソールを採用するモデル――1978は、最初のタッグが始まった年号というわけ。このツラで米国製ってのもタマらんでしょ?
馴染みのよいクリーンな見た目
ニューバランス/NEW BALANCE ML1978
軽量性や通気性に富むハイテクな設計ながら、ピッグスキンスエードのアッパー&一体成形ソールが織りなす顔つきはクリーン。大人の白スニーカーの新定番だ。米国製。1万9800円。(ニューバランス ジャパンお客様相談室)
軽く耐久性に富むビブラム製ソール
パンツ単体使いで休日も品よく
TOP写真コーデのアンコンセットアップのパンツだけ流用。トレンド感のあるレモンイエローのパーカを合わせ、軽快かつ品よくこなした休日のスタイル例だ。当然、白スニもハマる。
ビューティ&ユースのパーカ9000円(ビューティ&ユース ユナイテッドアローズ 渋谷公園通り店) ローイング ブレザーズのシャツ2万2500円、シーマの時計1万9000円(以上、メイデンズショップ)
旬のワイドパンツだってOK!
バルモラル ニットウェアのベスト1万5000円(ビームス プラス原宿)サンパースのTシャツ5800円、ニューエラのキャップ3800円(以上、ジャーナルスタンダード 表参道)オードブルーのジーンズ2万4000円、セイコーの時計4万円(以上、エディフィス 渋谷) スタンダード サプライのバッグ1万6000円(ユナイテッドアローズグリーンレーベルリラクシング 自由が丘店)(以上、メイデンズショップ)
こちらも白美なスニーカー
※表示価格は税抜き
[ビギン2018年6月号の記事を再構成]
写真/若林武志 スタイリング/鈴木 肇 文/秦 大輔 桐田政隆 安岡将文 伊藤美玲 ヘアメイク/北村達彦