[2位]今月のいいモノランキング
仕立てから細部まで正真正銘の東海岸メイド!
ブルックス ブラザーズのUSA製ブレザー
“再興傑作”と銘打って、「伝説のガーランド工場謹製シャツが3年ぶりに復活!!」でご紹介したUSA製ポロカラーシャツの復活劇。予想を超える反響がありましたが、どうせならあのアイテムも復活して欲しいよね~なんて(笑)。
ハイ、来ました、今季は2020年のサウスウィック社の閉鎖に伴い、生産が休止していた紺ブレです。3ボタン段返り&センターフックベントという正統な紺ブレを手がけたのは、歴代米国大統領に愛されたNYのハイグレードテーラー、ヒッキー・フリーマン。
さらにコネチカット州の生地メーカー、アメリカン・ウーレン・カンパニー社が手がけたホップサック生地や同州で製作された金ボタン、本国モデルを踏襲した新シルエットなどアメトラのオーラを放つ一着に。
単なるUSA製ではなく、骨の髄まで本場・東海岸メイド。本物を求める服好きが“紺喜”するもうひとつの再興傑作がここに。
米国で唯一梳毛生地を生産する生地メーカー謹製
ウォーターベリー社製のフラワーホールのピンズ
今期は紺(喜)
生地は通年着用できるスーパー110sのホップサック生地。シルエットは今季から本格始動するトラディショナルフィットで、ゆったりとした身幅と流麗なナチュラルショルダーが特徴だ。米国国旗のピンズとゴールデンフリースがかたどられた金ボタンは、コネチカット州のウォーターベリー社製。9月発売予定。19万8900円。
(問)ブルックス ブラザーズ ジャパン
☎ 0120-02-1818
https://www.brooksbrothers.co.jp/
※表示価格は税込み
[ビギン2023年10月号の記事を再構成]写真/工藤 恒(アルフォース) 文/押条良太(押条事務所) スタイリング/佐々木 誠