【ナンガ、スノーピークなど】気分爆アゲな“映え”コーデはコレ!【夏フェス攻略】
【ブチ上げ着こなしの型】
うだるような暑さの中、ときに土砂降りに遭いながら音楽に酔う夏フェス。この場を最高に楽しむ近道は、アウトドアギアの活用にあります。動きやすく快適であることは、フェスの装いの前提条件。もう1つ意識するべきは、いかに気分を上げるかでしょう。まずは着るだけで気分がブチ上がる大技2手をどすこい!
普段は躊躇しちゃう!? 総柄シャツを大胆に!
【決まり手】派手押し出し
フェスたるもの気分をブチ上げてなんぼ。服装からアゲていくのが正道というものです。そこで試していただきたい決まり手その壱が、総柄シャツの「派手押し出し」。
恥ずかしい? いえいえ、街ではできないミッキーマウスの耳飾りがディズニーランドじゃ正義であるように、フェスにはこのくらい派手なシャツのほうがマッチするというもの。総柄に特有の陽気なノリをモノにするのが、攻略の一歩と心得ましょう♡
トイマシーンのタンクトップ8250円(クエスト) ダイワのショーツ6600円(グローブライド) ナンガ×’47のハット6600円(ナンガ) リグフットウェアのサンダル1万5180円(メスタ) ポーラーのバッグ4400円(キャンバス) その他はスタイリスト私物。
モデル着用のジュゲムのシャツは、まさに理想のセレクト。陽気さに加えて、フラワープリントのピースフルなテイストがいかにもフェス向きでしょ? 吸水速乾性に優れるハイテク素材……ってのがまた、トドメを指すツボなのよ。
チェック × 草花柄がど〜んと存在を主張
JUGEM[ジュゲム]
プリントドライカーゴシャツ
クラシックなガンクラブチェックの生地へ、草花柄をど〜んとプリント。陽気なルックスに仕上げたこちらは、素材が吸汗速乾性に優れるハイテクなそれ♡ 日用品やチケットの収納に適した、多彩なポケットを備えている点も見逃せない。2万7500円(HEMT PR)
着こなしポイント
他にもこんな派手シャツが
清涼感もバッチリな水彩画風の大柄シャツ
Snow Peak[スノーピーク]
プリンテッドブリーザブル クイックドライシャツ
春夏の定番シリーズより、水彩画タッチのプリントが目を惹く一枚。リサイクル原料をブレンドした素材は、吸水速乾性に優れる機能性ポリエステル。東レの特許技術で生地に通気孔が設けられていて、風通りがよいのもフェス向きポイントだ。2万900円(スノーピーク)
爽やかにして存在感満点! のボタニカル柄
NANGA[ナンガ]
ホーリー サルーシャツ
静物画タッチのボタニカル柄が主張する一枚は、生地がざっくりした織りのポリエステル。麻のようなドライタッチとナチュラルな伸縮性を兼ね備え、涼しい&楽ちんな着心地が楽しめる。オープンカラーによる開放的な雰囲気がまた、ソソるのよ。1万6500円(ナンガ)
絶好のロケーションでトレンドに臆せずトライ!
【決まり手】UL三所攻め
従来の常識とは対極をなす、とにかく軽量な装備で臨むハイキングスタイルがUL。そもそもは体への負担を減らしつつ、自然そのものを楽しむという思想の元に生まれたスタイルなのですが、ULギアが持つもう1つの魅力が、特有のぺらっとしたニュアンス。これがカッコいい♡として、昨今ULは一大ファッショントレンドにもなっているんですよね〜。
[こんな感じのコーデが急増中]ULとは、ウルトラライトの略!
そもそもは軽量なギアで固めた、文字どおりウルトラライトな装備で臨むハイキングスタイルを指す。軽量化により長距離の移動をアシストする登山技術であるとともに、身軽になって自然そのものを楽しまんとするムーブメントでもある。
会場と会場間を歩き回るフェスは、そんなトレンドを実践する絶好の機会。せっかくならシェルにショーツ、バッグの「UL三所攻め」と行こうじゃありませんか。というのもULのシャカっとした素材は、合わせの相性も抜群! 組み合わせることで洒落感が増し、自ずと気分もブチ上がる♡ってわけ。
1.シェルで目を引き
ULにして防水透湿3レイヤーのデキるヤツ
Trail Bum[トレイルバム]
ウォーカーシェルジャケット
薄手&超軽量でありながら耐久性にも優れる、防水透湿生地「パーテックス シールド プロ」を用いたシェル。重ね着しやすいよう設計されたゆとりのあるシルエット&ペラッとした生地の風合いが生むニュアンスが、じつに洒落てるのだ。4万700円(ソーズカンパニー)
他にもこんなULシェルが
ミニマルに徹した作りもULのポイント
mont-bell[モンベル]
パーサライトジャケット
オリジナルの防水透湿性素材「スーパードライテック」の表層に極薄のナイロン生地を使用。ポケットを廃してシンプルに仕立てたこちらは、モンベルのレインウェア中、最軽量を誇る一着。華やかな色味もアガりますな。2万4000円(モンベル・カスタマー・サービス)
2.バッグで背後も固め
ナゾめいたロゴのワッペンに目が釘付け!
Promonte × sanso iijima[プロモンテ × 山荘飯島]
ナップザック
テントも有名なアウトドアメーカー × 世田谷の人気登山洋品店のコラボバッグ。超薄手のナイロンリップストップ製ボディの中央には、インパクト大なロゴワッペンが鎮座。フェスで目を惹くこと請け合いだ。パッカブル仕様。W34 × H35 × D5cm。3600円(山荘飯島)
他にもこんなULバッグが
メインもサブもイケる傑作パッカブルバッグ
MACOLE[マコール]
コーデュラリップストップ パッカブルデイパック
超軽量のリップストップナイロンを用いたこちらは、パッカブルにしてかぶせの付いた本格的な作り。サイドポケットのカラビナを活用して、他のバッグなどに吊るして携帯することもできる優れモノだ。W32.5 × H47.5 × D13cm。1万1000円(キャニオンワークス)
3.ショーツで軽快さ全開に!
鮮烈な蛍光グリーンで映えもバッチリ♪
mannenro[迷迭香]
ナイロンULデイリーショーツ
本誌連載でもお馴染み「マンネンロウ」より、サラサラ&しなやかなタッチの超軽快なナイロンを用いたショーツ。鮮やかな黄緑の発色やワッシャーによるニュアンスの妙もさること、前に後ろに横に、多彩なポケットを備えているのもツボなのね。1万3200円(迷迭香)
他にもこんなULショーツが
パッカブル仕様で機動性もバツグン
HOUDINI[フーディニ]
メンズワジショーツ
リサイクルナイロンやポリウレタンからなる、超軽量の機能性生地を使用。伸縮性や透湿性、速乾性に優れ、急な悪天候にも心強いショーツだ。パッカブル仕様で、フェスのみならずさまざまなアクティビティに重宝♡ 1万8700円(フルマークス カスタマーセンター)
※表示価格は税込み
[ビギン2025年8月号の記事を再構成]スタッフクレジットは本誌をご覧ください。