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値が張っても一生着続けられる定番は、立派なコスパアイテム。そこでド定番を何十年も着込んだらどうなるのかを、ルックを絡めて解説します。明日買っても遅くはありませんよ!
 
サンヨー

100年? いやもっともっと・・・ 孫に譲って着続けてもらおう
サンヨーの100年コート

サンヨーの100年コート

3年ごとにコートの定期健診を受けられる、画期的な100年オーナープランも話題。経年変化も◎。12万4000円(SANYO SHOKAI)

 

親子3代を見守る100年コート

「ハンフリー・ボガート」に憧れてなんて言ったらキザっぽいけど、「渋い男にトレンチあり」ってのは子どもの頃からの擦り込みだ。もちろん英国モノもいいけれど、信頼できる一着を手にしたくて奮発したのが、この「100年コート」。 国内生産のGIZAコットンを、国内唯一のコート専業工場の熟練した縫製技術で仕立てた一着は、まさに日本の匠の技の結晶といえる。ゆとりあるクラシカルなフィットゆえ、アレコレ重ね着してもOKだけど、極上素材が放つ存在感を第一に、今はあくまでシンプル&クリーンに装いたいと思う。

Young
men’s Look

肩肘張らず、でも クリーンに着る

肩肘張らず、でもクリーンに着る衿元でニュアンスづけ。スニーカーでキメすぎない。スローンのニット3万円(スローン)ブリリア1949のパンツ1万9000円(トヨダトレーディング レスルーム)ルノアの眼鏡3 万7000円(コンティニュエ)コンバースの靴1万2000円(コンバースインフォメーションセンター)。

 

Old
men’s Look

大人の余裕を醸せる ジェントルマンコート

大人の余裕を醸せるジェントルマンコート

ネイティブ柄で個性を主張。袖は無造作に。ベストを差し込むのが大人の余裕。オルテガのベスト4万5000円(フリークスストア渋谷)スローンのニット2万5000円(スローン)ブリリア1949のパンツ1万9000円(トヨダトレーディング プレスルーム)靴はモデル私物。

 
使い込めばギャバもくったりしてきて渋さを増し、要所に“こなれ”が出るのも魅力。が、ただ渋いだけのオッサンになるのもなぁ。時が刻んだ貫禄を、あえてオルテガベストにスニーカーなんて、どアメカジに合わせるくらいの余裕を見せたいと思っている。 にしても日本の匠が魅せる懇切丁寧な作りは100年経ってもきっと裏切らないだろう。自分の生涯パートナーとしてはもちろん、ゆくゆくは息子、さらには孫の代まで、この貫禄ごとを受け継いでいきたい。

 

※表示価格は税抜き


[ビギン2018年3月号の記事を再構成]
写真/上野 敦(プルミエジュアン) 竹内一将(STUH) 齊藤遼子 文/秦 大輔 礒村真介 押条良太(押条事務所) 桐田政隆 黒澤正人 今野 壘 間中美希子 井上健太郎 宮嶋将良(POW-DER) 撮影協力/ BESS

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