特集・連載
繊維の知識がセンスを生む! モクティのバッファローブレイドフリース
安くてイイ冬服 そろそろ冬風の準備をしないとな、な時季。冬も想定した服を買い足すとなるとどうしたって値が張るじゃない? ってことで、今回はお財布にもやさしい春まで使える超コスパ服を中心に、情熱実況しちゃいま~す♪ この記事は特集・連載「安くてイイ冬服」#21です。
現代日本の技術力で進化した良質なクラシックが4万円台!
フリースで4万円台!? と思った方もいるのでは? 一見、普通のバッファローチェックのフリースですが、実は、世界に誇る日本の技術力が隠されているのです!
この手の柄物は手軽なプリントであしらわれることも多いですが、そこは紡績工場発の実力派、しっかり繊維を織り込んでチェックを表現しています。
杢グレーを当たり前にしたように、この美色チェックが世界の基準となる日も近いかも。繊維の歴史の画期的技術を、今のうちに先取りすべし!
mocT[モクティ]
バッファローブレイドフリース
元ネタはフレンチワークコート。当時のムードは残しつつ、ボックスシルエットでモダナイズ。保温性も高いから、冬場はずっと重宝するはず。 4万4000円(ユナイト ナイン)
パイルを織り込んで柄を出す圧倒的技術
杢グレーが生まれたのは欧米ではなく、約50年前の日本。モクティの母体でもある老舗テキスタイルメーカー、新内外綿株式会社が開発した国内初の杢糸のグレーがその後の世界の基準となったのだ。
※表示価格は税込み
[ビギン2022年12月号の記事を再構成]スタッフクレジットは本誌をご覧ください。