1世紀以上色褪せないローテクスニの超定番といえば、コンバースのオールスター。なかでも、今欲しい傑作モノはコレだ!!
ちょっと変えから激変まで。進化を続けるヴィンテージ!
原型の誕生は1917年。1世紀を超える歴史を誇るオールスターといえば、年齢や性別、スタイルも問わない最強のマルチプレーヤー。とりわけ黒×白や白×白は王道として愛され久しいですが、じつは最近、黒一色のブラックモノクローム人気が上昇。バリエも大充実しているって知ってました?
定番化したのは90年代中頃。今また人気再燃中の古着ブームの只中、ソリッドなワントーンがカジュアルファッションの足元を引き締め、安定感をもたらす一足として支持されてきました。
また、そのミニマルさゆえ黒×白よりカジュアル感はやや控えめかつシックで、たとえばドレッシーなボトムスにも馴染みやすいと、その万能性が今改めて再認識されている模様です。
で、同じブラックでも見た目や個性は全然違うのがオールスターの面白いところ。お馴染みキャンバス素材だと80年代クラシックのような佇まいの日本製オールスターから、旬のボリュームブーツ然としたレザー製、ゴアテックス素材等を使ったハイテクモデルまで、個性派モノクロームが続々登場!
というわけで結論。オールスターは全部が傑作。キャプションにて個性の違いを解説するので、アナタにとっての“一等星”を見つけてくださいな♡
こんなにあったのオールスター大集合!
1.クラシック度No.1
キャンバス オールスター J HI
トウキャップが小ぶりで、ソールの返りが緩やかな日本製モデルは、80年代のオールスターがベース。靴紐が綿製だったり、仕様もクラシックだ。1万3200円(コンバースインフォメーションセンター)
シックに馴染むマットな鳩目穴
2.軽さNo.1
オールスター ライト HI
いつもの調子で持ち上げると拍子抜けするほど軽い、インジェクションE.V.A.ソールを搭載。ウレタンインソールはオープンセル構造で、通気性やクッション性も◎。ゆとりのある足入れ感の虜になる人も。7150円(コンバースインフォメーションセンター)
超がつく軽さのE.V.A.ソール
3.ベーシックNo.1
キャンバス オールスター HI
老若男女に愛されるレトロスニーカーの王様、最ベーシックなオールスターにも、ブラックモノクロームがラインナップ。ラバーのアンクルパッチ、クラシックな立体型のヒールラベルもポイントだ。6380円(コンバースインフォメーションセンター)
型押しによるアンクルパッチ
4.雨天頼れるNo.1
オールスター 100 ゴアテックス チャンク Z SHIN-HI
ゴアテックス ファブリクスを纏った、ブーティ構造の一足。アーチを設けたラグソールは、ボリューム感満点。ゴアテックスとの合わせ技で、水たまりもヘッチャラ♡だ。サイドジップも当然、止水仕様。1万9800円(コンバースインフォメーションセンター)
サイドジップで脱ぎ履き楽チン
5.長く使えるNo.1
LEA オールスター ロングライフ HI
履くほどに味が増す、上質なスムースレザーを用いた上質モデルだ。アウトソールには、耐摩耗性に優れるビブラム社の“クリスティニューフレックス”を使用。靴修理店で張り替えながら、永年愛用できる。3万1900円(コンバースインフォメーションセンター)
張り替えられるビブラムソール
6.タフさNo.1
オールスター PS HI
硬質樹脂先芯内臓のトウキャップでつま先を保護した、まさかの“作業靴”タイプ。耐衝撃性や耐圧迫性のほか、耐滑性といった日本保安用品協会が定めるJSAA A種認定基準をクリアしたタフなオールスターだ。1万2100円(コンバースインフォメーションセンター)
日本保安用品協会認定!
※表示価格は税込み
[ビギン2022年11月号の記事を再構成]スタッフクレジットは本誌をご覧ください。