特集・連載
ヴィンテージのよさも追求するべき。エルメスのシェーヌダンクル ブレスレット
結局得する「一生モノ」 うまい棒に牛丼、電気代まで値上がりだって!? どうする?どうなる?日本経済、ぼくらの未来。Beginが愛するベーシックな服や靴や小物を見ても、値上がりこそすれ、値下がる気配はありません……。こんな時代に誰がした? 否、こんな時代だからこそ!せっかく買うなら、ず~っと使えて、長~く愛せるモノこそ絶対正義! この記事は特集・連載「結局得する「一生モノ」」#41です。
“ヴィン腕アナリスト” 江口時計店 代表 江口大介さんが解析
「90年代刻印が味とプライスのバランスよし!」
アクセサリーも扱う江口時計店では、エルメスのシェーヌダンクルブレスも価格高騰が顕著と分析しています。
「10年ほど前は現行品の半額ほどで買えましたが、近年は人気の上昇と現行品が入手困難なことからヴィンテージの価格が上回るような状況になりました。とくにここ2年の価格高騰には、個人的にも驚いています」。
それでも、ヴィンテージにこだわる意義はあると言います。
「ヴィンテージを買うなら90年代モノが狙い目かもしれませんね。ヴィンテージならではの味わいとプライスのバランスに優れるものが多いですから。年代の判別はロゴでするのですが、90年代はレーザーではなく手打ち。こうした細かい違いこそ男心をくすぐりますよね」
取り入れやすい味わいもヴィンテージのメリット
HERMÈS[エルメス]
シェーヌダンクル ブレスレット
80年以上もの歴史を持つ、アンカーチェーンをモチーフにしたエルメスの定番ジュエリー。近年はSNSでも注目を集めたことで、人気が爆発している。サイズはメンズでも一番人気のGM。29万円前後(江口時計店)
コマに記されたHERMESのロゴにも注目
現行品が入手困難なことからヴィンテージの高騰が止まらない
[シェーヌダンクル ブレスレットの価格動向]
江口時計店 代表
江口大介さん
カルティエ、オメガ、ロレックスなどのアンティーク・ヴィンテージ時計を中心に揃える吉祥寺の名店のオーナー。修理工房も併設して、アフターフォローも安心だ。
※表示価格は税込み
[ビギン2022年9月号の記事を再構成]スタッフクレジットは本誌をご覧ください。