U-2万円で買える！ 初級者ジョガーにオススメな「雲上靴」6足を徹底比較

ランニングシューズ博士 南井正弘さんが初心者に薦める
サラバ!! ヒザ痛な“雲上靴”

高クッションを掲げる厚底系のシューズは、ヒザ痛が心配な初級者ジョガーには間違いなくオススメです、と南井さん。

「初心者なら、クッション性が高く、幅広で安定感があるシューズを選びましょう。今やジョギング界で一番注目されているジャンル。各メーカーがしのぎを削ることで、機能性もデザイン性も日進月歩で向上しているんです。価格もこなれたトータルバランスのいいシューズが増えていますね」

というわけで、初心者も買いやすいU-2万円のモデルをセレクト。ブラックを選べば、普段履きも兼用できて嬉しい限りです♪
 

ハイクッション＆足幅ワイドが初心者にオススメです

サラバ!! ヒザ痛

1.サッカニー　¥10,450
「日本のプライス設定が初心者にも優し～い♡ 戦略的な値付けです」

LOW PRICE←★☆☆☆☆→HIGH PRICE

SAUCONY［サッカニー］
ガイド15

スタビリティシューズと呼ばれるタイプの一足。「ミッドソールの内側に、足の倒れ込みを防ぐ硬めのプラスチックパーツが忍ばされています。筋力不足の初心者に多い着地時のヒザのブレを防いで、正しいフォームへと導いてくれるはずです」（サッカニー ジャパン）
 

ミッドソール内部にヒザや腰への負担を抑える「ガイダンスフレーム」搭載

2.ブルックス　¥14,300
「クッション大好きアメリカ人が支持するベストセラー！」

LOW PRICE←☆★☆☆☆→HIGH PRICE

BROOKS［ブルックス］
ゴースト14

「昔ながらのハイクッション系定番モデルで、いい意味でクセのない走り心地。衝撃吸収性は欲しいけど、フワフワしすぎるのは気になるという人にはうってつけ。フツーの日本人ランナーも心地いいと感じるような一足です」（アキレスお客様相談室）
 

軽量で耐久性にも優れたオリジナルの衝撃吸収材「DNA ロフト」搭載

3.アディダス　¥15,000
「脚力がイマイチな人も、コレに頼ればラクに前へと進むはず」

LOW PRICE←☆☆★☆☆→HIGH PRICE

ADIDAS［アディダス］
アディスター

かのアディダスも厚底系をリリース。「他の厚底系と一味違って、ミッドソールの後ろ側が硬い素材に。そのためロッカー形状がよりダイレクトに味わえます。他社が自転車のタイヤとしたら、これは電車の車輪みたいな。前への転がりがスゴい」（アディダスお客様窓口）
 

グリップ力にも優れた「コンチネンタルラバーソール」搭載

4.ホカ　¥17,600
「体重移動を活かして、蹴らずとも転がるように走れる」

LOW PRICE←☆☆☆★☆→HIGH PRICE

HOKA［ホカ］
クリフトン 8

厚底の元祖的ブランドの一番人気モデル。「この“8”はアッパーのフィット感がさらによくなり、足の力をしっかり路面に伝えられるように。ホカを初めて履くならコレがオススメ。今までのシューズからも違和感なく履き替えられるはずです」（デッカーズジャパン）
 

伝家の宝刀、ゆりかご形状のソールに「EVAミッドソール」搭載

5.ニューバランス　¥17,600
「ゆっくり長く走りたくなる優し～いクッション性」

LOW PRICE←☆☆☆★☆→HIGH PRICE

NEW BALANCE［ニューバランス］
フレッシュフォーム1080 v11

同社が誇るミッドソールテクノロジー、フレッシュフォームXを搭載。「衝撃吸収性に秀でた優しい味付けのクッショニング。ボリュームはありますが、履いてみると意外と軽く、シューズの重さが気になる初心者にはぴったり」（ニューバランスジャパンお客様相談室）
 

自然な足運びをサポートする「フレッシュフォームミッドソール」搭載

6.オン　¥18,480
「弾むようなライド感と抜群の安定感で初心者も楽しく走れる」

LOW PRICE←☆☆☆☆★→HIGH PRICE

On［オン］
クラウドストラトス

昨年、2世代目にモデルチェンジした同ブランドのマックスクッションモデル。「初代は重く感じ、正直あまりスピードが出せませんでした。その点がアップデートされ、安定性＆衝撃吸収性はそのままに、ライド感も十分満足できる仕上がりです」（オン・ジャパン）
 

「ヘリオンスーパーフォーム」を使った「クラウドテック」を2層に重ねクッションを最大化

 
※表示価格は税込み

［ビギン2022年5月号の記事を再構成］スタッフクレジットは本誌をご覧ください。