特集・連載
アガるデザインが多くて新戦力間違いなし!欧州のミリタリースニーカー6選
脱ありきたりのスニーカー選び これ見よがしなレアスニーカーなんて今さら欲しくはないけれど、結局当たり前の定番に落ち着いて他人とカブって思わずあちゃ~って経験ありません? 友人や同僚と同じスニーカーだった日にはなおのこと。せっかく買ったのに(涙)。ヒネクレたのは嫌だけど、ありきたりはもっと嫌! だからお洒落な人ほど「スニーカー選びは難しい」と答えるわけです。休日はほぼスニーカーだより、平日もスーツにスニーカーが主流の今、一億総スニーカー時代の一番使えるスニーカーは何だ?を探ります。 この記事は特集・連載「脱ありきたりのスニーカー選び」#19です。
かつて世界を動かしていたといっても過言ではない北アメリカとヨーロッパ。各々が国家の威信をかけて軍事力を高めんとしのぎを削り、それに伴ってミリタリーシューズも進化&多様化していったんですね。
そんな骨太な成り立ちもさることながら、やっぱりアガるデザインが多いってのも軍モノの魅力で、なかには「何だコレ!?」なんて言われそうな盲点作も。あまりお目にかかれない、新戦力間違いなしの欧州の軍スニをご覧あれ!
Russian ARMY
ギア然とした見た目で足元を無骨に
REPRODUCTION OF FOUND[リプロダクション オブ ファウンド]
ロシアントレーナー
軍の放出品がなかなか出回らないロシアントレーナー。こちらは’90年代のモデルをベースに、軍用シューズを作っていた工場に依頼。トレランシューズを彷彿させるギア感も、着こなしのアクセントに◎だ。2万2800円(アーバンリサーチ iD ルミネエスト新宿店)
UK ARMY
全英兵が足を通すユニフォーム靴
MAGNUM[マグナム]
ミリタリートレーナー
イギリス軍の基準に基づいて2013年に設計されたミリタリートレーナー。FBIから依頼を受けたハイテック社が制服向けのレーベルとしてスタートし、今では英国新兵全員が基本訓練用として着用する一足に。1万3000円(ムーンスター カスタマーセンター)
Slovakia ARMY
かつての工場で作られる国民的スニーカー
NOVESTA[ノヴェスタ]
スタードリブルクラシック99
スロバキアの工場に創業時から伝わる、ミリタリー&ワーク用途の型を採用。ヴァルカナイズド製法で作られ、天然ゴムを生かしたガムソールと生成りキャンバスの組み合わせは、どんな着こなしにもマッチ。本国では国民的人気を誇るとか。1万1000円(ノヴェスタ ジャパン)
French ARMY
仏軍トレーナーを現代技術で今どきに
REPRODUCTION OF FOUND[リプロダクション オブ ファウンド]
フレンチトレーナー
’90年代のフランス軍が履いた、ランシューに通ずる形状のフレンチトレーナー。それを通気性&耐久性&撥水性などに優れたコーデュラナイロンアッパーと軽量なミッドソールで現代的に! クラシカルな見た目を快適に導入できる。2万7800円(アイ ファウンド)
Italian NAVY
超奇少なイタリア軍のスリップオンを別注!
SUPERGA×SHIPS[スペルガ×シップス]
イタリアントレーナー
伊軍トレーニングシューズの生産を請け負っていたスペルガ。なかでもこのスリップオンタイプは玉数が少なく、激レア!ってことで別注。軽快な印象ながらどこか男っぽさも備え、骨太~キレイめまで幅広い着こなしにマッチする。7200円(シップス 渋谷店)
German ARMY
当時の仕様を貫く本物ミリタリー
TANAKA UNIVERSAL[タナカユニバーサル]
ジャーマントレーナー
1990年代までドイツで採用されていた軍用シューズをベースにラストや意匠を完全再現。軍用シューズを作っていたスロバキアの工場にて当時の製法のまま製造されている。言わずと知れた名品は、合わせる着こなしを選ばない。1万9000円(タナカユニバーサル)
※表示価格は税抜き
[ビギン2021年4月号の記事を再構成]スタッフクレジットは本誌をご覧ください。