本格ダイバーズとしての箔もグッとUP！ 本格的機能搭載の大陸棚級ダイバーズ時計

本格潜水機能を持つ
大陸棚級ダイバーズ時計［水深 ～300m］

大陸棚とは大陸や島を取り囲む、棚のように平坦になった海底地形のこと。水深はおおむね100〜200m程度（南極海ではもっと深いところも存在）で、そこから先はドーンと深海に向かって落ち込んでいます。

ここで紹介するのは、そんな大陸棚級の防水スペックを備えたダイバーズたち。ここまでくるとシーマスターやサブマリーナー、フィフティ ファゾムスといった名作も含まれ、本格ダイバーズとしての箔もぐっとUPします。
 

200m防水

定番
CASIO［カシオ］
フロッグマン GWF-D1000B

海難救助のプロのニーズに応えるため、フロッグマンシリーズで初めて水深・方位・温度のトリプルセンサーを搭載。ソーラー＆電波受信機能も装備する。ISO規格200m潜水用防水。クォーツ。径53.3mm。SS＋樹脂ケース。カーボンインサートストラップ。13万円。（カシオ計算機 お客様相談室）
 

1995～2002年限定モデル

OMEGA［オメガ］
シーマスター・マイヨールモデル

マイヨール氏は’81年に101mの潜水記録を達成したとき「シーマスター120」を着用。そこから氏とオメガの蜜月が始まり、一時期は毎年のように限定モデルを発表。大人気を博した。
 

フリーダイビング自己最深記録105m

200m防水

New!
BULOVA［ブローバ］
アーカイブシリーズ オーシャノグラファー デビルダイバー 96B343

300フィート（約90m）防水が一般的だった’70年代に666フィート（約200m）防水を実現し、666の数字から“デビルダイバー”の異名で呼ばれた名作の復刻版。新作はひと回り小さい径41mmで登場。ISO規格20気圧潜水用防水。自動巻き。SSケース＆ブレス。8万4000円。（ブローバ 相談室）
 

安全潜水深度213m

フリーダイビングノーリミッツ世界最深記録214m

2011年限定モデル

BREITLING［ブライトリング］
クロノマット 44 フライング・フィッシュ

ニッチ氏の本職はパイロット。そんな海と空の鉄人に捧げるべく、名門ブライトリングが’11年に作った特別な一本。ちなみにベースのクロノマット 44は、セキュリティプッシュボタンなどにより500m防水を実現している。
 

300m防水

ド定番
ROLEX［ロレックス］
サブマリーナー・デイト

気密性の高いオイスターケースを最大限に生かし、100mを超える防水性能を持つ世界初の本格ダイバーズとして’53年に誕生。以降デザインを大きく変えないまま、機能面を着実に進化させ続け、現行ではセラミックベゼルをはじめ外装面もラグジュアリーに。ダイバーズ界永遠のアイドルだ。
 

300m防水

定番
LONGINES［ロンジン］
レジェンドダイバー

レジェンドダイバーは、初期ダイビングブームを支えた同社’60年代モデルの復刻シリーズ。径42mmもあるが、よりレトロでシックな一本が好みならオリジナルと同じサイズのこちらがおすすめ。ミラネーゼブレスもクラシックな気品を高める。自動巻き。径36mm。SSケース＆ブレス。28万6000円。（ロンジン）
 

300m防水

定番
BLANCPAIN［ブランパン］
フィフティ ファゾムス オートマティック

’53年に誕生。ロック付きベゼルをはじめダイバーズの基本を確立したフィフティ ファゾムス。その初代の外観を受け継ぎつつ、ケースをチタンとし、ベゼルもサファイアクリスタルで覆う特殊構造に。ムーブは自社製の自動巻き。径45mm。154万円。（ブランパン ブティック銀座）
 

300m防水

New!
RADO［ラドー］
キャプテン クック オートマティック ブロンズ

すり鉢状のベゼルにボックス型風防と、’62年製ダイバーズを忠実に再現したキャプテン クックの新作モデル。革新素材採用のラドーらしく、ケースはブロンズ、ベゼルはセラミック＋ブロンズ、裏蓋はチタン製だ。自動巻き。径42mm。レザーストラップ。26万円。（ラドー／スウォッチ グループ ジャパン）
 

生息水深200～300m

 
※表示価格は税抜き

［ビギン2020年8月号の記事を再構成］スタッフクレジットは本誌をご覧ください。