特集・連載
まくる、羽織る、整えるの3段活用で紺ブレ+グレスラも休日スタイルに早変わり!
手持ち服でお洒落になれる方法 気軽に買い物もできない昨今ですから、ワードローブを更新できずにお困りの方も多いことかと。でもね、フレッシュに装うのに必ずしも服の新調が要るわけじゃないんです。コーデ如何で服が化けることなんて、ザラですからね♪ そこで、ベーシックの魔術師ことスタイリストの鈴木 肇さんと一緒に考えたのが、“手持ちの服”を活用してお洒落になる方法。例えば、みんなのタンスにある紺ブレ、グレースラックス、ボタンダウンシャツ、デニム、スウェット、ショーツ、アウトドアシェル、ロンTの8着を正しく活用すれば、「昨年までとは違う」お洒落が簡単に手に入るんです! この記事は特集・連載「手持ち服でお洒落になれる方法」#05です。
真面目なお仕事スタイルの鉄板コーデ
紺ブレ+グレスラを休日生かす方法
今すぐマネできる脱・ありきたり簡単3メソッド
紺ブレ+グレスラの組み合わせは、お仕事スタイルの鉄板。でも、工夫次第でそのまま休日にスライドできちゃうんです! それが「まくる」「羽織る」「整える」の3段活用。
「まくる」は、袖まくりの抜け感によって紺ブレの印象が激変! 「羽織る」はアウトドアシェルを合わせる意外性により、現代版ヘビーデューティアイビーとも言える小粋でこなれたスタイルに。さらに紺ブレ以外をワントーンに「整える」ことで、洗練された休日スタイルが完成します。
いずれも、2アイテムの上品さはキープするのが肝要。紺ブレ+グレスラの組み合わせが秘める可能性は無限大なのです。
袖を無造作に「まくる」
ジャケットの袖:キレイ几帳面にまくらないのがコツ
ヴァンズの靴5500円。(ABC-MART)Tシャツはスタイリスト私物。



使用した“手持ち服”はこちら
左:紺ブレ/BEAMS PLUS[ビームス プラス]
ガシガシ着られるコーデュラナイロン混の“コンバットウール”を用いた、プラスのベストセラー。3万2000円。(ビームス プラス 原宿)
中央:グレースラックス/MELPLE[メイプル]
美脚&上品ルックスでいて、伸縮性抜群の“トムキャット”。ドローコードで楽チンを極めたスラックスのお手本。1万2000円。(デルタ)
右:ボタンダウンシャツ/INDIVIDUALIZED SHIRTS[インディビジュアライズド シャツ]
ご存じアメリカントラッドの正統を受け継ぐブランドより、寛ぎ感のあるクラシックフィットのBD。2万3000円。(メイデン・カンパニー)
アウトドアシェルを「羽織る」
ジャケット:チラリと覗く紺ブレがカジュアル感をピリッと引き締める パンツ:ロンTの裾はタックインですっきり
コンバースの靴1万2000円。(コンバースインフォメーションセンター)



使用した“手持ち服”はこちら
左:紺ブレ/BEAMS PLUS[ビームス プラス]
ガシガシ着られるコーデュラナイロン混の“コンバットウール”を用いた、プラスのベストセラー。3万2000円。(ビームス プラス 原宿)
中央左:グレースラックス/MELPLE[メイプル]
美脚&上品ルックスでいて、伸縮性抜群の“トムキャット”。ドローコードで楽チンを極めたスラックスのお手本。1万2000円。(デルタ)
中央右:アウトドアシェル/THE NORTH FACE[ザ・ノース・フェイス]
防水透湿性のある2レイヤー生地を用いた、万能“スクープジャケット”。2万9000円。(ゴールドウイン カスタマーサービスセンター)
右:ロンT/HANES[ヘインズ]
プレーンにして超タフな“ビーフィーT”は、あらゆるコーデの下地に重宝。1900円。(ヘインズブランズ ジャパン カスタマーセンター)
グレーワントーンで整える
ジャケットの胸ポケット:差しバンダナは紺ブレにも使えるテク パンツ:足首チラリくらいがナイスバランス!
ニューバランスの靴2万8000円。(ニューバランス ジャパンお客様相談室)ヴィンテージのバンダナ(イルミネート)Tシャツはスタイリスト私物。



使用した“手持ち服”はこちら
左:紺ブレ/BEAMS PLUS[ビームス プラス]
ガシガシ着られるコーデュラナイロン混の“コンバットウール”を用いた、プラスのベストセラー。3万2000円。(ビームス プラス 原宿)
中央:グレースラックス/MELPLE[メイプル]
美脚&上品ルックスでいて、伸縮性抜群の“トムキャット”。ドローコードで楽チンを極めたスラックスのお手本。1万2000円。(デルタ)
右:スウェット/LOOPWHEELER[ループウィラー]
中厚の吊り編み生地“LWライト”を使用。衿ぐりにややゆとりがあり、レイヤードもしやすい。1万5000円。(ループウィラー 千駄ヶ谷)
【ベーシックの魔術師直伝】
スタイリスト
鈴木 肇さん
ベーシックを愛し、ベーシックに愛された、本誌お馴染みのスタイリスト。普通の服をさらりとお洒落に見せる理論的なテクニックと、そ~くる!?な魔術師的センスを併せ持つ。
※表示価格は税抜き
[ビギン2020年7月号の記事を再構成]スタッフクレジットは本誌をご覧ください。