特集・連載
“流行”も“汚れ”も関係ない! オレタチ結局「白無地」が好き♡
俺の捨てられないTシャツストーリー Tシャツは自らの写し鏡。愛したTシャツを見ればその人の人生まで透けて見えてくる! ってことでここでは業界屈指の服好きたちに、ど~しても捨てられないTシャツと、そこに秘められた逸話を取材しました。 この記事は特集・連載「俺の捨てられないTシャツストーリー」#06です。
ぶっちゃけ一番使えるのは結局コレでしょ!……と、鼻息荒~く白無地を推す服好きもやっぱり多い。白Tに魅せられた偏愛家たちの白熱した独白をお聞きください!
ボックスT好きに転身したキッカケ
HANES[ヘインズ]
ラコタハウス 青山店 店長
黒尾哲也さん
20代の頃から30代になった現在まで夏はヘビロテ中。肉厚生地で有名なビーフィーですが、個人的には緩さにゾッコン。ボックスT愛に目覚めるキッカケになってくれたMY定番白Tなんです。そのシーズンの気分によってサイズは変えてますが、Tシャツはずっとコレ!と決めてます。
今買える
“牛のようにタフ”と評される、肉厚Tの定番“ビーフィーT”。1500円。(ヘインズブランズ ジャパン カスタマーセンター)
パーフェクトすぎて4枚ゲット!
HAND ROOM[ハンドルーム]
グローブスペックス 代表
岡田哲哉さん
自分にとってやっぱりTシャツは白が基本。だから形にはコダワリまくっていて、衿ぐりが詰まってて身幅はユッタリめで着丈は短めが好み。で、このTシャツはその全項目をクリアしたパーフェクト白T! 4枚まとめ買いしてローテの軸にしてるんで、捨てるつもりは一切なし!
ヌメリにゾッコン♡
FILMELANGE[フィルメランジェ]
フィルメランジェ ディレクター
関口文也さん
“アウターとしてもインナーとしても優秀”みたいな言葉をよく見聞きしますが、あれはまさにこの白Tのこと! 自社製品を褒めて恐縮なんですが、生地感もシルエットも好バランス。酷使し続けた結果穴が開いちゃったんですが、インナーとしてはまだ現役だから捨てられません。
今買える
ハリ&コシが強いギザ綿を、薄すぎず厚すぎない生地感に仕上げて万能性を追求した定番T“ビクター”。7000円。(フィルメランジェ)
わがままボディにドンピシャ!
GILDAN[ギルダン]
スタイリスト
榎本匡寛さん
乾燥肌、化繊の静電気が苦手、機能系素材のテロテロ感もイヤ。なんて自分のわがままボディに応える白Tを探し求めてコイツと出会って以来、増え続ける一方。ドンキ的量販店でも売ってていつでも買い足せちゃうってとこもイイ♡ もう何枚持ってるか自分でもわかってません(苦笑)。
今買える
世界シェアナンバー1!を誇る米国ブランド。コスパ激高でクセのない白Tはリピーター多数。950円。(ギルダンブランズ・ジャパン)
毎シーズン買い足して増える一方!
PRADA[プラダ]
シップス プレス
河野建徳さん
惚れすぎてて定期的に買い足しているここのパックTは正直高い! けど3枚セットで約4万円という高値でも、それ以上に持ちがよくて、結果値段よりコスパのほうが高いなと。お馴染みの三角ロゴがボディと同色で背面にさりげな~く入ってるのも、自己満度を高めてくれるんですよね。
英国工場で買ったメモリアルニットT
JOHN SMEDLEY[ジョン スメドレー]
レボリューション PR プレス
田中 望さん
約5年前ここの工場に行った際にひと目惚れ。小さめだったけど“実験”と自分に言い聞かせて購入し、ガシガシ着用。ネットに入れず洗ったり乾燥機にかけたり、あえて雑に扱った結果さすがにヘタレてきましたが気持ちよさは不変。見るたび名門の凄さを再確認させてくれるんです。
今買える
田中さんが愛用するニットTは廃番だったが今季復活するそう。写真は定番のニットT。2万4000円。(リーミルズ エージェンシー)
※表示価格は税抜き
[ビギン2019年9月号の記事を再構成]スタッフクレジットは本誌をご覧ください。