特集・連載
捨てられない俺のTシャツSTORY ~キャラクターT編~
俺の捨てられないTシャツストーリー Tシャツは自らの写し鏡。愛したTシャツを見ればその人の人生まで透けて見えてくる! ってことでここでは業界屈指の服好きたちに、ど~しても捨てられないTシャツと、そこに秘められた逸話を取材しました。 この記事は特集・連載「俺の捨てられないTシャツストーリー」#02です。
高校の頃に父から貰った? 奪った?(笑)青春ポロベア
POLO RALPH LAUREN[ポロ ラルフ ローレン]
マツダアイウェアジャパン マーケティング
原 崇さん
12歳の頃に父がアメリカでこのポロベアTを購入。最初は父自ら着てたんですが、僕が高校に入って本格的にファッション開眼した際にその魅力に気づいてしまって、譲ってくれと懇願(苦笑)。かなりゴリ押ししてようやく貰えたという経緯もあって、今でも大切に着てます。現行品とは違って母国アメリカ製ってとこも個人的には萌えどころ。プリントに入ってきたクラックまで愛しくて手放せません。
表現する姿勢を学んだ尊敬の念仏
HLAM[ラム]
レナウン 宣伝販促課
伊藤嵩晃さん
10年以上前に入手して以来、これ以上にインパクトがあるTシャツに出会ったことはありません! 仏像の総柄プリントなんて正直誰も買わなそうなのに(苦笑)、それをよしとして商品化したデザイナーや企画担当者には尊敬の念がやみません。今はなかなか着られませんが、この先仏像柄Tなんて入手できないと思ったんで、もう一枚ストックしてます。
インパクトのある仏像の総柄プリント
僕の人生の“後悔”
RICK GRIFFIN[リック・グリフィン]
ユナイテッドアローズ プレス
辻 典秀さん
ショップスタッフだったとき、この可愛いプリントに目が留まり購入。その後、このデザインを手掛けたのが、サーフ誌やグレイトフルデッドのカバーなどを担当していた巨匠リック・グリフィンだと知りました。捨てられないのはもちろん、今となっては他のデザインもすべて買っておけばよかったと大“後悔”しています(涙)。
※表示価格は税抜き
[ビギン2019年9月号の記事を再構成]スタッフクレジットは本誌をご覧ください。