特集・連載
ゆらゆら~な揺りかご「ロッキングチェア」で気づけばうたた寝状態に!
10万円以下のナイス(椅子)!なチェアカタログ アウトドア好きが山ギアを吟味するように、インドア派がこだわるべきギアは、やっぱりチェア! 日頃からのんび~りの友として活用している愛好家の生の声を交えて、見た目よし座ってよし値段よし!のリアルガチで便利ナ椅子を紹介します。 この記事は特集・連載「10万円以下のナイス(椅子)!なチェアカタログ」#04です。
弓のような緩やかな弧を描く脚が特徴のロッキングチェア。座ると心地よく揺れ、まるで空に浮かんでいるような座り心地。のんびりした時間を過ごしたいならうってつけだ。
リズムに合わせてユラユラ&ウトウト
Begin編集部 カネコ
これまでリビング用チェアをいろいろ試してきましたが、結果、このロッキングチェアに落ち着きました。
パッと見は座りづらそう?(←失礼)ですが、フレームに巻き付けられたPVCコードは、柔軟かつ適度な張りで絶妙にフィット。さらに心地いいリズムで揺れるとくれば、リラックスできないはずがありません。
また部屋を圧迫しない透けて見えるデザインは、開放感を活かすメリットも。そんなインテリアとしても映えるデザイン性の高さも気に入ってます。
Acapulco
アカプルコ
ロッキングチェア
1960年代にメキシコのリゾート地で愛用されていた屋外用チェアがベース。スチールフレームにコードを巻き付けたシンプルな構造で、現在もメキシコの職人が手作業で仕上げている。W76.5×H73×D75cm。5万4000円。(メトロクス)
☑ 本体サイズ+前後に30cmほど余裕を
☑ 床を傷つけないようラグを敷くのが必須
揺れ幅が少ない脚に一工夫が!
匠工芸
ウッドペッカー ロッキングチェア
日本有数の家具産地として知られる、北海道の旭川発メーカーが放つヒット作。デスクワークにも使えるよう、脚の前部にストッパー加工を施している。この仕様は立ち上がりやすいという特性もあり。W57.5×H84×D66cm。8万7000円~。(匠工芸)
ミッドセンチュリーの名作もユラユラ~!
HermanMiller
ハーマンミラー
イームズシェルチェア ロッカーベース
誰もが一目で“イームズ”とわかる傑作チェア。1948年当時と変わらない不朽のデザイン&シェル座面の曲線美はもはやアート。インテリアのアクセントとして飾りたくなる逸品だ。W62.5×H67×D69cm。8万2000円。(ハーマンミラージャパン)
フットパーツ装着でロッキングチェアに!
MonroxHelinox
モンロ×ヘリノックス
チェアツー ロッカー ボヘミアンスター
2009年、アウトドアシーンに斬新なデザイン要素を取り入れた先駆け的なブランド、モンロ。その最初期に使っていた生地を復刻してチェアに採用。フットパーツを取り外しての使うことも可能。W55×H87×D65cm。2万3800円。(モンロストア)
フットパーツ
Begin編集部
カネコ
お洒落で優雅な休日に憧れるも、現実はそうもいかずアクセクと動き回ってしまう元気なアラフォー。マンション購入(35年フルローン。汗!!)をきっかけにインテリアにはまり、ちょこちょこ配置替え&模様替えするのが楽しみ。
※表示価格は税抜き
[ビギン2019年5月号の記事を再構成]写真/船元愛美(プルミエジュアン) 文/黒澤正人