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時計に精通する者こそ、数字で語る。アンティーク腕時計の用語

さながらリーバイス“501”のように、数字を聞いただけですぐその姿が思い浮かぶような名品は、時計界にも多く存在しています。どれも正式名称ではなく、通が数字で呼び合ううちに定着していったものばかり。数字で呼ばれるモデルは真に愛されている証なんです。

96=「クンロク」

読み方:クンロク
読み方:クンロク

1932年に誕生したパテックの代表作、Ref.96は、あまりの神々しさにすぐさま時計好き垂涎の的になり、“クンロク”の名で親しまれることに。後継モデルもすべて下二桁が“96”で統一されています。

【該当モデル】

パテック フィリップカ ラトラバ

パテック フィリップカ ラトラバ
ラウンドケースを採用したドレスウォッチの終着点ともいわれる雲上ブランドの傑作品。
 

30=「サンジュウミリキャリバー」

読み方:サンジュウミリキャリバー
読み方:サンジュウミリキャリバー

直径30mmという大型ムーブメントを採用しているオメガの名機。精度の要となるテンプもすこぶる大きく、’50~’60年代当時としては革新的な精度を誇っていました。アンティークの入門モデルとしても有名。

【該当モデル】

オメガ

オメガ
30ミリムーブは多様なモデルに搭載されていた。大体10万円前後で購入できるのも魅力。
 

10=「マークテン」

読み方:マークテン
読み方:マークテン

英国軍がIWCに発注して1948年から製造されたマークXI。これこそマークシリーズの始祖のはずが、マニアたちはXIが作られる以前の軍用IWCを勝手に“マークX”と呼んだ結果、世界中で浸透することに。

【該当モデル】

IWC マークX

IWC マークX
第二次対戦中に作られた、ブロードアロー入りの軍用モデルは一様にマークXと呼ばれる。
 

666=「トリプルシックス」

読み方:トリプルシックス
読み方:トリプルシックス

1980年頃に登場した2代目シード、Ref.16660は、6が3つ並ぶことから“トリプルシックス”と呼ばれています。なかでも極初期のモデルは、ウン百万の値をつけることも。

【該当モデル】

シードゥエラー

シードゥエラー
1980年頃から1991年までの間しか作られていないレアシードは今なお価格が上昇中。
 

000=「トリプルゼロ」

読み方:トリプルゼロ
読み方:トリプルゼロ

レアサブRef.168000、通称“トリプルゼロ”は、耐腐食性に優れるステンレス材が使われた優れもの。なんですが、実用性の高さより短期間しか作られていない希少性で高評価。

【該当モデル】

サブマリーナー

サブマリーナー
1986~1989年まで、わずか3年ちょっとしか生産されなかったサブは市場で常に枯渇状態。
 

ロレックスは数字で時代がわかる?

ロレックスは数字で時代がわかる?

ロレックスの製造番号(Ref番)は、作られた年代によって桁数が変わってる……というのは通の間では基礎教養。

一般的に1980年代以前は4桁でヴィンテージ、1980年代~90年代は5桁のセミヴィンテージ、2000年代に入って登場した6桁が現行品に近いと思っていいだろう。
 


[ビギン2019年2月号の記事を再構成]イラスト/田中 斉 文/黒澤正人

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