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年末イベントで女のコの気分も上がる!? 寄せて上げる魔法のお取り寄せ サプライズ料理

第4回“お取り寄せサプライズ!”に効く
とにかく場を盛り上げ隊ベスト3

ホムパは、盛り上がりが命! 場が和まなければ、何も始まりません。初対面のコがいたりしてちょっぴりムードがカタいかも〜?というときに効くのは、ちょっとおバカ(?)なサプライズフード。テーブルに登場した瞬間に、今日イチの盛り上がりが訪れます。

 

第1位上野屋の天然本マグロ

 

王のお取り寄せにして、お取り寄せの王
国産の天然本マグロ1本を、プロの職人さんが丁寧にさばき、赤身、中トロ、大トロだけでなく、カブトや中落ちもしっかり各部位ごとに梱包して発送。水揚げ後2〜3日で旨みが熟成されるため、届いた頃がちょうど食べ頃! 腹側と背側に四つ割りしたブロックでの購入も可能。どの部位をどうやって食べるか、どんな厚みで刺身にするかなど、みんなで真剣に討議すれば、場に一体感が生まれること間違いナシ。

評論家のコメント
某誌お取り寄せ特集の記念すべき第1回で、解体ショー付きのマグロの取り寄せ1本200万円なり!を紹介したことがあります。それ以来、本マグロまるごと1本が、私の取り寄せ人生の原点であり、憧れ、ゴールです。まだトライしたことがないのですが、この夢を追い求めながら、お取り寄せの仕事に関わっている気がします。ブロックで発送されるスタイルは、すぐに調理に取りかかれるうえ、部位ごとの味比べがしやすいので、盛り上がること間違いナシ。

天然本マグロ1本
(30kg〜)20万円〜、冷凍四つ割りブロック(7kg前後)4~5万円(参考価格。水揚げ時期により価格は変動します)
(問)上野屋TEL.072-782-5756
www.sakura-maguro.com

 

第2位インド料理クリシュナ オホーツク流氷カリー

 

なぜ青? なぜ北海道?
謎が渦巻く真っ青なカレー

ドバイにてインド料理シェフのトレーナーとして活躍していたマスクード・アラム総料理長が、オホーツクの真っ青な海に白い流氷が浮かぶ景色を見て大感激!「なんとかこの海の景色をカレーで表現したい」と試行錯誤して生み出したのが、この真っ青なカレー。クチナシ色素を使ったマリンブルーカレーに、流氷に見立てたホワイトチキンカレーをトッピングして、インパクトあるビジュアルに到達しました。おそるおそる~~~からの、笑顔!で盛り上がるべし。

 

評論家のコメント
何度食べても、やはりためらいます。なんか冷たいんじゃないか、と。人間は元をたどれば海から生まれていますから、DNAレベルでこの青さ、冷たさを覚えているんじゃないでしょうか。最初のひと口はいつも手が震えます。私のファースト青色食物体験は、ガリガリ君。これを食べることはできても、ガリガリ君をご飯にかけることは受け入れがたいですよね。でも、おそるおそる口に入れてみると、なんだ、カレーじゃん!となります。最初のひと口までが勝負。恋愛と一緒ですね♡ 5つ星ホテル出身のシェフが手掛けた味は、本格的で上品な辛さ。原材料もナチュラルです。

春のオホーツク流氷カリー2食セット 手焼きナン付き
3480円
(問)北国からの贈り物 TEL.050-5533-5678
https://shop.kitaguni.tv/

 

 

第3位虎屋本舗 たこ焼きにしか見えないシュークリーム スペシャル

どこからどう撮ってもたこ焼き!
ただし、スイーツ

木舟に並ぶ球形の物体は……どう見てもたこ焼き! でも実態は、シュークリーム。絶対しょっぱいでしょ、としか思えない照りのある質感のソースと鰹節は、チョコレート。たこはナタデココ、紅ショウガはチェリー、青のりは抹茶。そして、中身はカスタードクリーム。広島にて創業約400年を迎える老舗和菓子店の職人さんが、この洒落をカマすために本気で一つ一つ手焼きしているので、味は抜群です。このそっくりさんシリーズ、うな重、カレーライス、コロッケ、餃子、お好み焼き、ざるそば、いなり寿司、てまり寿司など、続々新作が登場しています。

 

評論家のコメント
爪ようじを刺した感触までたこ焼き化しているシュークリーム。これはバーベキューのデザートにぜひおすすめしたい。横で焼きそばか何かを作っていたら、もうたこ焼きにしか見えません。木舟に盛り付けた姿は、インスタ的には、撮っても撮ってもたこ焼きなので、映えるかどうか微妙(笑)。驚異のたこ食感を持つナタデココの実力が素晴らしいです。

虎屋本舗(8個入り。木舟とようじ付き)
788円(税込)
(問)虎屋本舗 TEL.084-954-7447
https://www.tora-ya.co.jp

時計Begin[ビギン]2019年冬号 WINTER

寺尾妙子

料理ライター。石川県金沢市出身。名物企画BRUTUS「お取り寄せ」特集の初期メンバーとして、お取り寄せブームを牽引したひとり。独自の今っぽい&艶っぽい目線でレストランを紹介し、男性誌・女性誌ともに活躍中。現在、Casa BRUTUSのウェブサイトにて「寺尾妙子のNewsなレストラン」を連載中。

※表示のない価格は税抜きです


写真/植野 淳 構成・文/安藤菜穂子 スタイリング/佐々木 誠

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