特集・連載
ペリー・ショーティの“コインシルバー”作品はもはや家宝だ!!
BORN IN U.S.A CATALOG 2018 アイビーファッションにアウトドアギア、ミッドセンチュリー家具、etc.アメリカを代表するアイテムに今季異変が!? 本特集で扱うのは、今一番ワクワクする“老舗の新鮮”。今まで見てきたのとなんか違う、そんなフレッシュなアメリカものをお届けします! この記事は特集・連載「BORN IN U.S.A CATALOG 2018」#12です。
最高峰ナバホレジェンドの重厚かつ静謐な作風
ネイティブジュエリーって知れば知るほど、見れば見るほど、どんどん上を見たくなっちゃう魔性の魅力があります(苦笑)。
で、ビギン界隈のネイティブジュエリー好きが「欲っしー!! でも~(汗)」、と憧れまくってるのがナバホのオールドスタイル作家、ペリー・ショーティです。
わかりやすくいうと、こちらは量産のお土産ものであるフレッド・ハービーと真逆。これぞネイティブ!な、最低限の道具で丹念に作る、重厚かつ静謐な作風が魅力。
しかもシルバーは1900年前後のヴィンテージコインを熔かして塊にしたもの。加工も難しく、世に出回る数も少ないため、その価値は家宝クラス。いつかは……な、至上のネイティブジュエリーなのです。
ペリー・ショーティ
トラディショナルコイン シルバーバングル
牧師の顔もあり、寡黙で温和な性格が表れているといわれる氏の作品。コインシルバーはその価値に加え、スターリングより硬度が高く加工が難しい。こちらのバングルは、サンバーストと正確なスタンプの連なりが印象的。各58万円(ロングブランチ)
材料は1900年前後のヴィンテージコイン
※表示価格は税抜き
[ビギン2018年11月号の記事を再構成]スタッフクレジットは本誌をご覧ください。