特集・連載
アメリカ生まれのアイビー名品カタログ
BORN IN U.S.A CATALOG 2018 アイビーファッションにアウトドアギア、ミッドセンチュリー家具、etc.アメリカを代表するアイテムに今季異変が!? 本特集で扱うのは、今一番ワクワクする“老舗の新鮮”。今まで見てきたのとなんか違う、そんなフレッシュなアメリカものをお届けします! この記事は特集・連載「BORN IN U.S.A CATALOG 2018」#04です。
アイビー再燃!の今季。そもそも“アイビールック”ってなにかご存知ですか?
アイビールックとは、アメリカの名門大学「アイビーリーグ(IVY League)」に通う学生達から生まれた、アメリカントラッドスタイルの一つ。1960年代に日本でも若者達に支持され、一大ブームが巻き起こりました。今回はそんなアイビーの名品たちをご紹介!
カリスマNYブランドが手掛けたら……
元祖ローファーがとんでもないことに!
数種類の型押しを左右非対称に配したクレイジーアシンメトリー
G.H.バス×エンジニアド ガーメンツ
クレイジーウィージャンズ
G.H.バスのウィージャンズといえば、世界初のローファーであり、オーセンティック傑作です。が、NYのエンジニアド ガーメンツの手にかかったら……、とんでもないことになっちゃった!
クロコやリザード、スコッチグレインの型押しレザーをクレイジーに配し、しかもアシンメトリー! マジメ一辺倒では飽き足らないバンカラなアイビー靴だ。各3万8000円(エンジニアド ガーメンツ)
ブラックもかなりのクレイジーっぷり
オールデンのミルクシェイクバックス
は最初からこなれている
オールデン
N6436 ニューダーティバックス
白スエードのホワイトバックスに対し、それが汚れたイメージのベージュスエードのダーティバックス。
で、このたび登場のミルクシェイク色は、双方の中間的なトーンで、ホワイトバックスを少し履き込んだような表情。つまりは初日からこなれ感ムンムンってワケ。9万4000円(ラコタ)
ビッグなインディビをアウトで着る
のが今どきだ!
インディビジュアライズド シャツ×キャプテン サンシャイン
クラシックフィット&6ボタンBDシャツ
「シャツはフィットが命」なんていうけれど、こと昨今は大きめで着るのが気分。この別注は、そもそものサイズがビッグだった1980年代のシルエット&6つボタンを再現したもの。
ブレザーのINでなく着こなしの主役を任せたい。3万3000円(キャプテンサンシャイン)
ざっくり羽織るだけで今どきな着こなしに
アイビー界の狙い目ヴィンテージ
カデットリングは’80~’90sデッドがGOOD!
この見た目で1万円ちょい
アイビーリーガー御用達のカレッジリングはもともと米軍の士官学校(=カデット)の卒業生が任官記念に製作したリングが発祥。
’60~’70年代ヴィンテージだとウン万円することが多いけど、’80~’90年代カデットものならきれいなデッドストックでもこんなお手頃♡
写真の陸軍士官学校のほか海軍、海兵隊、特殊部隊など種類も豊富。絶対今が狙い目です。左/’90年代製1万900円、右/’80年代製1万3900円(以上、ハレル)
※表示価格は税抜き
[ビギン2018年11月号の記事を再構成]スタッフクレジットは本誌をご覧ください。