【クラークスなど】シボ革 × ぶ厚めソールがイイ◎ カジュアル通勤に最適な無骨めワラビー
【名門が授けるお悩み解傑(解決)作GUIDE】
リバイバル傑作もアツいですが、今季は定番ブランドの最新作も傑作揃い。ここではその中から、イマドキのお悩みを鮮やか~に解決してくれる“お悩み解傑作”をフィーチャー。ジャンル別Q&A形式で紹介していきます!!
Q.普通の革靴だと生真面目になりすぎる……
A. 名作の“ぶ厚め”
気合を入れて定番ブランドの名作レザーシューズを買ったのに、いざ履いてみるとなんとなく足元だけ生真面目に感じるような……。それ、おそらくソールのボリュームが足りないせいです。
スーツに合わせることが前提ならシュッとした革底でもいいんですが、最近は太めのパンツを履いたカジュアルな格好で通勤する日も多いはず。その場合、ソールにある程度ボリュームがあった方がバランスを取りやすいんですよ。
ブランド側もそのあたりを重々承知のようで、最近は名作にぶ厚めのソールをつけたモデルを続々リリースしています。もともとドレカジ靴の名作として知られるワラビーからも、ご覧の通り、ゴツいラバーソールをつけた進化版、「ワラユーコーナー」が登場。アッパーのシボ革と相まって、めちゃ重厚感あるルックスじゃないですか!
秋冬は服のほうもボリュームを増しますから、なおさらこんなガツンとした靴で足元を固めるのが吉なのです。
カジュアル通勤に◎な無骨めシボ革ワラビー
Clarks Originals[クラークス オリジナルズ]
ワラ ユーコーナー
高級感あるシボ革アッパーと、軽くて安定した歩行をもたらす厚めのラバーソールを特徴とする新作。スエード+クレープソールの定番ワラビーもいいけど、今どきのドレカジ靴にはこんなゴツいルックスのモデルがおすすめ。3万3000円(クラークス ジャパン)
厚底なのに超軽〜いエクストラライトソール
パンダローファーがもっとたくましく
G.H.BASS[G.H.バス]
11510 ラーソン
ローファーの元祖ブランドが大切に作り続ける「ラーソン」。最近その愛らしいパンダ配色がSNSでバズったところだが、こちらはその革底を軽量ラバーソールにアレンジ。アメトラの名靴がぐっと今らしい量感を獲得した。3万9600円(ジーエイチバス トウキョウ)
見た目に反して軽量な凹凸感あるライトウェイトラグソール
ローファー界の王がまさかのコマンド化
J.M. WESTON[ジェイエムウエストン]
シグニチャーローファー コマンドソール #180
誰もが憧れるフレンチローファーの名作からも厚底版が登場。軍由来のコマンドソールの装着で、クラシックとストリートのテイストがバランスした新鮮な一足に。ゴツいウェルトのステッチもアクセントになっている。15万6200円(ジェイエムウエストン 青山店)
ミリタリー由来で迫力満点なコマンドソール
ボリュームアップした“ニュースタンダード”
JOHN LOBB[ジョンロブ]
ロペスニュースタンダード
定番をアップデートしたシリーズ「ニュースタンダード」の新作。靴好き垂涎の「ロペス」のアッパーを、高級鞄にも使用される加工一切なしの柔らかなシボ革とし、軽量な全地形対応型のラバーソールで底周りのボリュームも向上。26万9500円(ジョン ロブ ジャパン)
軽量かつあらゆる地形に対応するヒリーラバーソール
※表示価格は税込み
[ビギン2025年11月号の記事を再構成]スタッフクレジットは本誌をご覧ください。