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名タッグ待望の新作は“最強の通勤デイパ” ということで、関係者に聞いてみた!!
【BRIEFING × BEAMS PLUS】今あえて作った渾身のMade in USAデイパの中身とは!?
ブリーフィングのビームス プラス別注では5年ぶりとなる完全米国生産の新作をリリース! 目指したのはズバリ“最強の通勤デイパ”。果たしてその出来は? そして今の時代に米国製にこだわる意味とは? 別注のキーマンであるお二方とカバン好きライターが語り合いました。
鞄ツウな3人
左・小雀新秀さん/中・佐久間直樹さん/右・吉田 巌さん
ブリーフィング デザイナー 小雀新秀さん
大手バッグメーカーのデザイナーを経て、ブリーフィングを手がけるため1997年セルツ(現ユニオンゲートグループ)入社。コンセプトや方向性まで確立し、人気ブランドへと育て上げる。
ビームス プラス バイヤー 佐久間直樹さん
2015年にビームスへ入社し、販売スタッフを経て21年に現職に。小物のバイイングの他、オリジナル製品の企画開発、月一で配信中のBEAMS PLUS TIMESの執筆も行う。趣味はテニス。
ライター 吉田 巌さん
服、靴、時計、カバン、人物インタビューなどを得意ジャンルとし、さまざまな雑誌やWEB媒体で執筆。ブリーフィングの「アタックパック」と「プロテクショントート」を長年愛用。
久々となるUSA製別注はやっぱり佇まいが違う!
徒歩通勤スタイル
ビームス プラスのJK3万7400円、パンツ2万2000円、ポロシャツ3万800円(以上、ビームス プラス 丸の内)
吉田 ブリーフィングのメイド・イン・USAラインに、ビームス プラスが新たな別注を敢行しましたね。“最強の通勤デイパ”を目指したと聞きましたから、てっきりブリーフやショルダーバッグ的にも持てる3WAY型かと思ったんですが、この「TA パック」、直球のデイパにしたんですか。
佐久間 3WAYは便利ですが、結局は背負って使うことが一番多くなりません? 今やデイパは仕事カバンのスタンダード。一度他の持ち方は頭から外してみるのも手なのかな、と……。
時代に合わせて3WAYをやめました
小雀 そこはボクも同感でした。一昔前だと得意先を訪れた時のことを考えてブリーフ持ちもできるデイパを選ぶ人が多かったのですが、ビジネススタイルや働き方の変化に伴い、そこまで意識する人も少なくなった気がします。
自転車通勤スタイル
ビームス プラスのブルゾン2万6400円、Tシャツ1万450円、ショーツ2万6400円、ハット1万450円(以上、ビームス プラス 丸の内)
吉田 それにしてもバランスのいいルックスです。スーツやセットアップに合わせることを意識してカチッとしたスクエア型としたんでしょうが、ブリーフィングらしい無骨なギアッぽさが全然スポイルしていない。これならカジュアルにも合わせやすく、服飾コードのユルい職種の人にもドンピシャ。
このルックスに合わない服を探す方が難しい
小雀 じつは軍用カバンはメディカルバッグをはじめスクエア型が多いんです。そういう意味ではブリーフィングらしい形状でもあるのかなと思います。
スクエア型はじつはミリタリー由来でもあるんです
佐久間 硬派な雰囲気はUSA製というのも大きいと思います。繊細さよりも、生産の合理性や製品としての丈夫さに主眼を置くお国柄のせいか、他の国では出しえないムードがあるんです。
メイド・イン・USAって言葉にモノ好きは弱いですよね
小雀 とくに私どものUSAラインを縫製する工場は、普段ミリタリー用品を製造しているところですからね。たとえば日本製なら縫い代を7mmで仕上げるところを1cm以上取ったり、随所をダブルステッチで仕上げたりと、とにかくタフに仕上げたがる(笑)。カバンとはいえ、人の命を預かるギアであることには変わりはないというのが彼らの口癖ですから、そういった部分が独特の味になっている気がしますね。
やっぱり、アメリカ製でしか醸せないムードってあるんです
BRIEFING × BEAMS PLUS[ブリーフィング × ビームス プラス]
TA パック
ブランド最初期のデイパックをベースに、ビームス プラス別注のロングセラー「3WAY ナンバーワン」(3P目参照)の要素も取り入れ、米国工場で生産した新たな別注品。コンパクトな見た目と裏腹に高い収納性を誇る、外装素材は1050デニールのバリスティックナイロン。W29 × H40 × D14cm。色はビームス プラスのオリジナルカラーであるエアフォースブルーのほか、ブラックとカーキあり。7万7000円(ビームス プラス 丸の内)
電車通勤スタイル
ビームス プラスのJK4万1800円、パンツ3万800円、シャツ1万5400円、ニューバランスの靴3万9600円(以上、ビームス プラス 丸の内)
朝カフェ通勤スタイル
ビームス プラスのブレザー4万4000円、シャツ1万3200円、パンツ1万6500円、タイ1万3200円、ベルト1万3200円、スペリー トップサイダーのスニーカー1万3200円(以上、ビームス プラス 丸の内)
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